ロン毛男子になるまでの話。なぜロン毛にしたか。周りの評判、メリットデメリットなど。長髪男子の心得。
自己紹介
こんにちは。ピアニストの犬飼裕哉です。
3月に大学院を卒業してフリーランス1年目の25歳。
早速ですがこちらは約1年半前のプロフィール写真。
ふむふむ。なるほど。
SNSのアイコンや名刺にしていたので見たことある人も多いかも。
続いて最近のプロフィール写真がこちら。
...我ながら別人である。
そう、違いは一目瞭然、髪が伸びた。
ロン毛男子、長髪男子になったのである。
ロン毛にした理由
「なんでロン毛なんですか?」
ものすごくたくさん聞かれるんですが、理由は簡単。
かっこいいから。
それに尽きます。
僕は昔から長髪のキャラに憧れる傾向がありました。
・うちはイタチ
・ハリーポッターに出てくる魔法使い
・ライアーゲームの松田翔太さん
など...
長い髪を振り乱す姿がかっこいいんですよね。
けれど長髪にするのは大変だし、ハゲるのではないかと気にして、ずっと短髪のままでした。
(短いと言ってもミディアムくらいで前髪は長めでした)
ところが大学院2年になり独自のやりたい活動をどんどん実行していく中で、こんな考えにたどり着きます。
「やりたいことは今やるべきだ」
そして髪型に関してもこれをあてはめて
「髪が無くなってからでは時すでに遅し」
「やって後悔するか、やらずに一生後悔するか」
こんなことを思うように。
「鉄は熱いうちに打て!」
「髪はあるうちに伸ばせ!」
髪を振り乱してピアノ弾きたい。
「そうだ、伸ばそう。」
ロン毛にすることを決意。
ロン毛にする覚悟
さて、伸ばす決意をするにあたって色々不安があり、長髪の男子についてググっていました。
するとこんなことがわかりました。
・アニメや映画だから許される存在
・超イケメン俳優ですら批判される
・一般人がするものではない
・女性の嫌いな髪型No.1
・ダサい
・気持ち悪い
・ロン毛男子に人権はない
風評やべえ。。。
なんてこった。。。
薄々気づいてはいたけど、
憧れの長髪は世間では批判の的だったのだ。
人権がないってなんだよ。。。。。
けど僕はこれを全て理解した上でロン毛にする覚悟を決めました。
ここで「なんでやねん」って言われてもわからない。
長年抑えて続けてきた憧れはここで爆発させるしかない。
そして無理難題に燃えるタイプなのが功を奏しました。
そういえばこのブログが参考になりました。
既にロン毛の経験のある先輩の書いた貴重な実体験記事。
なるほどこれは参考になる。
書き方もユーモアに富んでいて面白い。
個人的に全く後悔していないとのこと。
周りからの評判~伸ばしかけ編~
伸ばす。
とにかく伸ばしてみる。
オンマユ女子とか流行る中、僕の前髪は目にかかるようになりセンター分け。
量の多い襟足は肩について跳ねる。
処理が難しい。
伸ばしかけって1番ダサいんですよね。
とにかく中途半端だし、キマらない。馴染まない。
変化している様子が変に目立つ。違和感。
本当は美容院で切りながら伸ばすべきだったんですが、半年伸ばしっぱなしにするという伸ばし方をしてしまいました。
この頃、会う人に200%の確率で不評でした。
「切りなよ」
「切った方がいい」
「短いほうが絶対かっこいい」
「どうしちゃったの?」
「ショートの方が似合う」
「前の方がいい」
「ほんっっっとうに切って!!」
「変だよ(笑)」
「絶望的に似合わないよねwww」
など
半年の間、言われ続けました。
飽きるほど言われました。
人生最大のバッシングを受けた。
しかし事前に風評の悪さは心得ていたので想定済み。
「切れ」と言ってきた人たちが、僕が全く周りの声を気にせず伸ばし続ける姿を見てイライラしていた気がします。
「誰が何と言おうとやりたいことをやる。」
それが俺の忍道だってばよ。ぜってー火影になる。
ロン毛を目指す人の大半はこの時期の風評に耐えられず切ってしまうのでしょう。
しかしここで切ったら負け。
「切れ」と言ってきた人たちが「ほらね。短髪の方がいい。」とドヤ顔してくる未来が目に浮かぶ。
世間に認めてもらうまでやるのだ。
ロン毛っていいな、って思ってもらうまでやるのだ。
唯一気にしたのは、家族が
「気持ち悪い」
「ファンや仕事が減ったらどうする」
「本当にやばいと思う」
と真顔で真剣に言ってきたときくらいです。
しかしここも我の強さを発揮。
「必ずファンも仕事も増やしてやる」
と決意して無視を決め込みました。
(家族くらいは応援してほしかったぜ。しょぼん。)
周りからの評判~パーマ&カラー編~
髪を伸ばして1年。
このときがきた。
伸ばした髪はアレンジしてこそ醍醐味。
美容院に行き伸ばしっぱなしの髪を長髪スタイルとして更に完成させることに。
初のパーマ&カラー!
これが上手く行って、周りからの声がまた変化するようになる。
「パーマいいね」
「染めた?髪色いいじゃん」
お?
ロン毛に新要素が加わったことによってみんなの目線がそっちに行くようになったのか、なんか褒められてる!
認められ始めた!?
そして...
周りからの評判~アー写編~
「もう俺はこのキャラでやっていくぞ!」
「切る気はない。」
ということを知らしめるためにかっこいいアー写(アーティスト写真・プロフィール写真)を撮影してアピールすることを決める。
お知り合いのグランドピアノのあるスタジオを持つカメラマンさんにお願い。
僕の意向を汲み取ってポーズやライティングこだわって、メイクさんもつきっきりで、アーティスティックに撮って頂きました。
記事冒頭の写真もそのうちの一枚です。
この写真をSNSに投稿したところ、
ロン毛かっこいい。
素敵。
金髪かっこいい。
などの嬉しいコメントをたくさんもらいました。
ちなみに茶髪であって金髪ではない。
光の加減です(笑)
周りの声がいい方向に変化してきた!
周りからの評判~ロン毛キャラ確立編~
SNSのアイコンやコンサートのチラシにもロン毛のアー写使い始め、最近は犬飼=ロン毛がようやく世に定着してきました。
初期に言われていた批判はほぼ言われなくなり(諦めがついたのでしょう笑)
知り合いやコンサートで出会うお客さんなど色々な人が褒めてくれるようになりました。
ファンや仕事が減るなんてこともありませんでした、むしろキャラとして前よりも目立っていると思います!
ここまでやってよかったです。
↑子ども向けコンサート用のアー写
ロン毛にする過程で得た人生の教訓
多くの人は変化するということに対して保守的なとこがあって、人の新しい挑戦に対して批判する。出る杭は打たれる。...っていう成功者のエピソードでよくあるやつを身をもって知れました。(おおげさ)
でもその時期を乗り越えてやり続ければ、だんだんと認められていくということも。認めさせたもの勝ち。いつになるかわからないけど信条を持って続ければそれは成功します!
何か新しいことをするとき、変化したいときは、周りの声なんか気にせずにやりたいことを今、この瞬間から堂々とやるべきだとだと思います。
やりたいと思ったその瞬間がベストタイミング。
他人の声ではなく、自分の心の声に耳を傾けることが大事です。
(それにしても髪を伸ばしただけでよくここまで大きいことが言えたものだ。)
ここからは
ロン毛のメリット・デメリットや、小話を紹介していきます。
ロン毛のメリット
・かっこいい
・目立つ
・アーティスティック
・レアな存在になれる
・人に一瞬で覚えられる
・「あのロン毛のピアニスト」で通じる
・話題性がある
・女性に共感できる
・意外とセットが楽
・待ち合わせが楽
僕の場合はアーティストとしてレアな存在になりたい、目立ちたいというセルフプロデュースのひとつとしても成功したと思います。
ロン毛のデメリット
特になし!
...とは言えないですね(笑)
でもそんなに感じないです。
これくらい。
・目立ちたくないときも目立つ
・生活で邪魔(特に食事中)結べばOK
・シャンプーに時間かかる(でも慣れる)
目立ちたくない人にはオススメしません。
まあ、ロン毛にする人は大抵どこか変わった人なので気にしないかもしれませんが。(笑)
ロン毛エピソード
待ち合わせで人を探す必要がない。
目立つので向こうからすぐに見つけてくれます。
初対面の人とも間違うことなく成功します。
「ピアノの犬飼さんって知ってる?」
「え、誰?」
「あのロン毛の人」
「あー!あの人ね!」
ってことがよくあるらしいです。
「あのロン毛」で特定できる。
駅のトイレで髪をいじってると、後から入ってきたおじさんが高確率で焦って出ていきます。一瞬女性と勘違いしてしまうらしい。その後入り直す人もいますが戻ってこない人もいます。(笑)
女性の髪の話題にめっちゃ共感できるようになりました。
寝てるときとかソファに座っているときに髪が背中と挟まって痛くなって自滅するとか、ケアとか、乾かすのメンドイとか。
コラム
ケアはどうしてる?
・シャンプー毎日
・リンス毎日
・流さないトリートメントたまに
・クシで梳かすたまに
って感じです。
美容師さんに毎日梳かしてくださいって怒られました。
シャンプーとか全部BOTANISTシリーズ使ってます。
自然派です(笑)
セットはどうしてる?
分け目キレイにするくらいなので楽です。
パーマかかってるので寝癖もほぼつかなくて朝時間とられません。
短髪の方が小まめに美容院行かなければならなかったり、セットも大変でした。
最後に
ロン毛は最高だ。
ご覧いただきありがとうございました。
以上!
(実はロン毛の反動なのか最近は坊主頭のセクシーさに憧れています。)
追記
「ロン毛男子」とGoogleで検索するとこの記事がトップページに表示されるようななりました。たくさん見ていただきありがとうございます!