人間の精神の仕組みについての考察
初めに、このノートは無料公開部分、有料公開部分を更新し続けます。
有料公開部分でより深い考察を更新していきますのでよろしくお願いします。
全てのものごとは生物、無生物に関わらず安定した状態になろうとする性質があるということを前提として研究した内容です。
「安定」を得るために人がどのような行動や思考を行うのかを、精神の「状況、状態」ごとに分類して図にしたものを開発してみました。
名前をMindAsrtrolabe(マインドアストロレイブ)としています。そしてその補助としてMindCycleを開発しました。前半では大雑把な使い方を。後半ではさらに詳しい使い方をまとめてこうと思います。
1.概要(MA,MCについての大雑把な説明)
2.基準と人格はどのように作られていくか
1.概要(MA、MCについての大雑把な説明)
人は自身を「安定」した状態にするために、安定した状態に比べて不足している物事の大きさを感じ、不足している(ストレスに感じている)量に応じて目的を変え、行動と思考の傾向も変化します。
「安定」した状態というのは基準を満たしている状態のことです。例えばお腹が満たされていることを「安定」した基準の状態と脳が認識しているので、人はお腹が空くとお腹が空いた状態にストレスを感じ、そのストレスを解消するためにご飯を食べようとします。喉が乾いていないことが「安定」した基準の状態であるので、喉が乾くとストレスを感じ、そのストレスを解消するために水を飲もうとすることと同じです。そして人にはあらかじめ設定されている基準に加えて日々複雑かつ多くの基準をつくり、また満たそうとしています。
余談ですが、脳の初期設定では、本能的なこと以外ではランダムな状態(無秩序な状態)を安定している状態として認識していることが多いです。子供が棚のものを散らかしたり、ティッシュを箱から引っ張りまくるのは、安定した状態を目指そうとする本能の仕業でしょう。基準のほとんどが人生の中で後天的に作られていきます。
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