春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。なんて言うが、現代の日本人にとっては春眠暁を覚えずの方がなじみ深い…
「怪物と一時を過ごしたことがある。」 先日亡くなった母の遺品整理をしていたとき、一通の手紙を見つけました。宛名は書かれておらず、厳重に箪笥の奥にしまってありま…
ぽとりと玉ねぎが落ちる。それは今さっき、僕がスーパーで買った代物だ。丸い形の恩恵なのかコロコロとなかなかに止まらない。転がる玉ねぎと、それを追いかけるパジャマ姿…
どうも初めまして、狗文斎(くぶんさい)と申します。 普段は関東で大学生をやってます。 僕のnoteは、基本的に自分のアイディアの殴り書きとか、自分の作品の細かい設定…
狗文斎
2023年4月23日 23:09
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。なんて言うが、現代の日本人にとっては春眠暁を覚えずの方がなじみ深い。つまりは、春の朝起きれるやつなんていないのだ。正月が過ぎ、だんだんと休みモードから経済活動をしなければならない日々が近づいてくる。しかし、そんな現実はできるだけ見ないようにしたい。そうなれば、物理的に目を開けなければいい。それすなわち
2023年4月19日 19:51
「怪物と一時を過ごしたことがある。」 先日亡くなった母の遺品整理をしていたとき、一通の手紙を見つけました。宛名は書かれておらず、厳重に箪笥の奥にしまってありました。手紙の保管状況と書き出しから見るに、「手紙」というよりかは、「独白状」のようなものに見えました。 何か抱えていたのでしょうか。生前の母は、特別厳しかったり、優しかったりしたわけではありませんでした。ただ、普通に、当たり前に、俺を
2023年2月9日 15:43
ぽとりと玉ねぎが落ちる。それは今さっき、僕がスーパーで買った代物だ。丸い形の恩恵なのかコロコロとなかなかに止まらない。転がる玉ねぎと、それを追いかけるパジャマ姿の若者。それはまぁ、滑稽な気がする。そんなことを考えたら、急に今の状況が恥ずかしくなってきた。いっそのこと、あの玉ねぎのことは諦めよう。そうだ、それがいい。いくら深夜だからパジャマ姿(ジャージ)でいてもそこまで違和感がないとはいえ、玉ねぎを
2023年2月3日 14:04
どうも初めまして、狗文斎(くぶんさい)と申します。普段は関東で大学生をやってます。僕のnoteは、基本的に自分のアイディアの殴り書きとか、自分の作品の細かい設定みたいなものを、その辺に置いておく場所にしようと思っています。よろしくおねがいします。