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【本#6】 0→1を生み出す発想の極意
おはようございます。
あと2ヶ月程度で、居候歴3年になってしまう乾川です。
昨晩、今居候しているアパートにゴリブリが出現したので、30分の激闘の末、家から追い出しました。
ゴキブリからしたら、でっかい生き物に追いかけられて さぞかし怖かったことでしょう。
無事和解できてよかったです。#次入ってきたら遠慮しない
さて、今回は 「0→1 を生み出す発想の極意 六本木未来大学議事録」という本を読んだので、それについて書き綴っていきます。
まず、この本を買った理由は、どこか惹かれたから。
デザインについて書いてあるだけあって、本の材質までこだわっています。
やっぱり表紙がおしゃれだと、中身が気になっちゃうものです。
この本から一番学べたことは、アイデアについて。
いかにして 良いアイデアを出していくのかを書いてあります。
アイデアを出す思考については、こちらの記事から。
今回の本の中では、以下の二つがためになったので、少し深堀りしていきます。
・アイデアは捻らなくて良い
・「伝える」ではなく「伝わる」
まず、アイデアは捻らなくて良いということ。
シンプルなアイデアが魅力がない。どうやって斬新なひねりのあるアイデアが出せるか。
そう頭を抱えることは、クリエイティブを必要とする業界にいるため、頻繁にあります。
しかし、それは間違っていた。
人を動かす隠れた心理が見えていないことが原因。
一昔前に行った Googleの採用方法 がいい例です。
Googleは、一流大学の学生を採用したかったのですが、その学生たちは自分たちでスタートアップ企業を立ち上げるか、シリコンバレーのベンチャーに入るか、Yahoo!・Microsoft に入っていました。
普通であれば、優秀な学生がみるような場所に Googleの広告を打ち込む。という発想になると思います。
しかし、Googleはその学生が毎朝通る場所に 「自然対数 e の中で最初に出現する10桁の素数.com」という広告を打ち出しました。
意味が分かりませんが、これは超難題だそう。
これは、一流大学に通う学生は、難題を解きたい という隠れた心理があると踏んだ広告なんです。
実際にこれが解けるか否かで採用を判断し、結果的に1000人の優秀なエンジニアを採用できました。
つまり、アイデアをどう捻ろう と考えてはいけなくて、人を動かす隠れた心理を把握できれば、そのあとはできるだけシンプルに分かりやすくする。というのが正しいです。
次に、「伝える」ではなく「伝わる」
仕事で キャッチコピーを考える機会があるのですが、どうやって伝えようかを必死に考えていました。
結果的にそれは一方通行となり、受け取る側にはあまり伝わりにくいものとなってしまいます。
そうではなく、どうやったら伝わるかを考える必要がある。
伝えたいこと⇆求められていること この間を考えないといけない。
これだけで、とても芯の通ったアイデアになっていきそうです。
では!