小説|牛乳が苦手な君へ
あるところに仲良しの犬の親子がいました。お母さん犬がこども犬に『隣町においしい牛乳が飲めるお店があるんですって。一緒に飲みに行きましょう』と言いました。こども犬は嬉しくて『うん!』と大きな声で元気よく答えました。
大好きなお母さんと遠くまで散歩するのがはじめてのこども犬は、知らない景色に出会うたび心臓がドキドキしていました。『お母さん、このお花きれいだね』『お母さん、知らない匂いがいっぱいだね』こども犬はたくさんのはじめてに大興奮でした。
ついに美味しい牛乳が飲めるお店に到着した犬の親子。【喫茶シロクマ】と書かれた扉を押して中に入ると、そこにはたくさんの動物たちがみな幸せそうに牛乳を飲んでいました。お母さん犬が注文した牛乳を親子は『美味しいねぇ、美味しいねぇ』と仲良く一緒に飲みました。 《おしまい》
この絵本は牛乳が苦手なお子様に少しでも牛乳に興味を持っていただきたく制作いたしました。お子様が牛乳が苦手でしたら弊社が運営しております【喫茶シロクマ】に是非ともご来店ください。動物たちも大好きな美味しい牛乳をご用意してお待ちしております。