ストレートネックの症状とセルフチェックの仕方
ストレートネックの症状とセルフチェックの仕方
肩こりや頭痛、自律神経の乱れで悩む方の中には、ストレートネックが原因となっている場合があります。本来、首は緩やかなカーブを描いて頭を支えていますが、このカーブが失われ、首が真っ直ぐな状態になることを「ストレートネック」といいます。
今回はストレートネックの症状と簡単にできるセルフチェック法をお伝えします。
ストレートネックの主な症状
ストレートネックは以下のような症状につながることがあります。
★肩こり・首こり
首や肩の筋肉が緊張しやすくなり、慢性的なコリを感じやすくなります。
★頭痛
首の筋肉が硬くなることで、後頭部や側頭部に頭痛を引き起こすことがあります。
★自律神経の乱れ
ストレートネックにより首周りの神経や血流が圧迫されると、動悸や不眠、疲れやすさなど自律神経の乱れが生じることも。
★腕や手のしびれ
神経が圧迫されることで、腕や手にしびれを感じる場合もあります。
★姿勢の悪化
ストレートネックの影響で猫背が悪化し、さらに負担が増加します。
ストレートネックのセルフチェック方法
【壁チェック法】
壁に背中をつけ、かかと・お尻・背中の3点を壁に付けます。自然に立った状態で、後頭部が壁に触れるか確認します。正常な首の状態:後頭部が無理なく壁に触れる。
<ストレートネックの可能性>
後頭部が壁に触れない、または触れようとすると首に違和感や痛みが出る。
【スマホアゴチェック法】
鏡の前でスマホを持ち、普段の姿勢を確認します。顎が前に突き出ている、または首が前に傾いている場合、ストレートネックの兆候です。
【フェイスラインチェック法】
鏡の前で横向きに立ち、耳たぶと肩の位置を確認します。耳たぶが肩よりも前に出ている場合、ストレートネックの可能性があります。
ストレートネックの対策と予防法
<首のストレッチ>
首の前後左右を丁寧に動かして筋肉をほぐします。
<首の後ろを伸ばす>
両手を後頭部に添え、首をゆっくり前に倒します。
<首の前を伸ばす>
顎を天井に向け、首の前側を気持ちよく伸ばします。
2. 姿勢を整える
デスクワークやスマホを使うとき、次のポイントを意識しましょう。
☆背筋を伸ばして座る。
☆スマホや画面を目線の高さに合わせる。
3. 肩甲骨を動かす
肩甲骨を動かすことで首への負担を減らします。肩甲骨を回す運動や、背中を引き締めるようなエクササイズがおすすめです。
4.ツボ押しケア
ストレートネックに関連する肩こりや頭痛には、以下のツボを刺激してみましょう!
<天柱(てんちゅう)>
後頭部の髪の生え際付近。首の緊張を和らげます。
<肩井(けんせい)>
肩の中央部分。肩こりを緩和します。
まとめ
ストレートネックは現代人にとって避けがたい姿勢の問題ですが、日々のケアで改善が期待できます。今回のセルフチェックでストレートネックの兆候が見られたら、早めに対策を取りましょう。継続的なストレッチや正しい姿勢を心がけて、首や肩の負担を減らしてくださいね!
編集後記
首と頭の構造上、首は頭後ろ側についてるので、真っすぐしてても首には負担がかかってますね。それが前に前に行くと、頭の重みは5キロくらいあるのでそらぁ首もコりますね。
現代人は生活上絶対に首は前に行くので、いかにセルフケアできるかが重要になります。僕らのような仕事をしていてセルフケアを教えないのはかなり罪深いと思いますね~
肩こり頭痛・食いしばり専門鍼灸院AZE
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