日記(2020/3/1):朝っぱらから呑んでいる
昨日、超高級白酒三兄弟(劉備・関羽・張飛。違う。貴州茅台酒・五粮液・國窖1573)の話をしていたと思います。
が、実は、今、長年一番呑みたかった五粮液の封を切り、テイスティングをしているところなんですよ(こいつ…朝っぱらから一体何を…?)
五粮液、開封。
ということでシュッとやっています。おつまみはない。
おおー。廉価版の五粮醇は何度か呑んで、濃厚な甘い多種多様な穀物の香りがして好きなんですが(なので今回これからまず戴いている)、五粮液はそれに加えて、まず香りの中に、焦がしたカラメルと、干しブドウを感じる。
舐める。含む。「才気煥発の極みの若き英才」とでも言わんばかりの「動」の迫力ある五粮醇に比べて、「シックなスーツに身をまとって社交場で余裕の貫禄を漂わせている若社長」って感じのまろやかな落ち着きと、その奥に隠された間違いない旨さの「静」の迫力を感じさせる。
速度が欲しい時はパワフルな五粮醇の方が良いのかもしれないが、速度が要らない時は、五粮液の落ち着いた風味の方が、おそらくは良いのでしょうね。(これでまるで頓珍漢なこと言っていたのだとしたら申し訳ない)
飲み干す。朝っぱらから胃がいつもの白酒焼けでギューンとなっている。気道を満たす、多種多様な穀物由来の甘い香り、焦げたカラメル、干しブドウ。これは良いですよ。息がフワーッとなる。
二口、三口。朝っぱらからこんなフワフワと幸せで良いのだろうか。俺。有難い…(あっこいつ四口目行きやがった)
***
臓腑に良い酒が極まると、書く文章が饒舌になりますね。今、色々書いていたところなのですが、どうも文章がいつもより長い感じがする(いつも長いくせにそれより長いのかよ)
本当に、今日は明日からのえげつない仕事のことはスッパリ忘れて、のんびり過ごそう。書きたい時に書きたい文章を書こう。好きにするのが一番だ…
あと、五粮液の場合、どういう料理が合うんだろうか。ここも宿題だ。飲み干す前に色々試していきたいですね。(飲み干すな。月単位年単位でゆっくり楽しめ)