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随筆(2025/2/26):2025年TODO計画仕切り直し


1.短期、中期、長期で考える

さて、この前東京旅行をしてきました。
以前から食べたかった念願の料理をいろいろ食べ、たいへん満たされました。またいくつか残ってはいるのですが、それは次回には終わるでしょう。だから次の東京旅行まで待てばよいのです。
また、Googleマップのローカルガイドがレベル10になったのも大きな出来事です。あちこち観光で歩き回って写真撮りまくったからそりゃあそうもなるのですが、やはり
「一個でかい偉業を成し遂げた」
感がありますね。

地元の石川県でもいろいろ食べたいものを食べ尽くしました。
これで当面、金を使う欲求充足に関しては、ゼロになったと言えます。

***

TODOが2月中旬にいくつか減ったので、この3連休に、今年のTODOを再度整理することにしました。

1つ、痛感したのが、
「何事もタイミングというものがある」
ということです。

歳を食うと、特にラーメンなど脂の強い料理を美味しく戴くことは、若干難しくなってくるでしょう。
だから、こうして元気なうちに食べたいものを食べまくることは、結果としては大正解だったと思います。そこはそれでよい。

また、人生でキツイ星の巡り合わせの時がしばしばありますが、そういう時に自分にご褒美をあげたいことがあります。
たいていそこでは、人生のキツさを吹き飛ばせるレベルの、ドデカいご褒美が必要とされているのです。
直ちに金で買えるものならいいですが、そうでないものの方が良いこともあります。
人生レベルでキツいの場合は、
「人生レベルのTODOが終わった」
という喜びがあると、いい感じに中和され克服できることがあります。今正にそうですね。
だから、逆算して、
「人生レベルのTODO複数件に着手しておいて、タイミングよく成果が出るようにスケジュールを調整しておく」
と、人生のキツい時期はかなり乗り切れます。

そうなると、短期、中期、長期で成果を出すことを考えると、だいぶ精神的には安定するでしょう。
そういう計画を、今回立てることにしました。

2.短期:同人誌即売会『胎界主webオンリー3』に出る

2025年4月6日(日)に、オンライン上同人誌即売会サービス"pictsquare"で『胎界主webオンリー3』があります。
主催者のオノ様によると、オノ様主催の即売会は、これが最後の予定とのことです。

今回、私は胎界主二次創作全年齢向独自解釈挿話小説『駄目親父、駄目息子』を頒布する予定です。
また、既刊となる胎界主二次創作全年齢向独自解釈帝王小説『御幸』と胎界主二次創作全年齢向独自解釈前日譚小説『無主物遺産群』を再頒布します。宜しくお願いします。
多くの人に買って読んでもらって、出来れば感想を戴けたら、これに過ぎたることはございません。

3.中期:小学生向け算数読本を作る

前々から数学独習をしていたのです。
いつの日か、『ジョジョの奇妙な冒険』も『呪術廻戦』も完全には採用していない、数学的超能力によるバトル小説を書きたい、と思っており、そのための下拵えです。
これがキマれば、物理的超能力によるバトルコンテンツに対し、何らかの優位性(アド)が取れるかも知れません。

『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ4期で出てきた特異点ゲストキャラ、言霊使いの一刻堂が、鬼太郎の仲間たちを
「妖怪の謂れはこうであり、襲い掛かろうとしているお前らは砂山のつむじ風であり布の端切れであり朽ちた壁であり重いカボチャであり猫を抱いた女の子であり目玉のおもちゃである」
と定義して無力化したシーンがあり、本当に恐ろしかったのですが、ああいうのが描写出来たらカッコイイだろうなあ、という魂胆です。

その成果というか何というか、奇妙なメリットがあったりしたのでした。
かつて、数学に苦手意識がある知人の高校生の子に、自作の数学読本を渡して、結果としてその子は地元国立大学である金沢大学に合格しました。地元での就職と言う観点で見た場合は、かなり円滑になったと言えます。おめでとうございます。
母の友人の孫にも渡して、その方はやはりどこか県外の国立大学に合格したと聞いています。おめでとうございます。

とはいえ、今読むと粗が目立ちます。書き直したいなあ。
ということで、人生のTODOの一つに、
「もう少しマシな数学読本を作り、世に問う」
というのが入ってきてしまったのでした。

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このために必要なことがいくつかありました。

  1. 高校数学全ジャンルについて詳しくならなければならない

  2. 中学生向け数学読本と小学生向け算数読本を作らねばならない

1.についてですが、具体的には解析学(極限・微分・積分)と幾何学と確率論と統計学が弱いので、ここを何とかせねばなりません。
(論理学と集合論と代数学と線形代数学と位相幾何学は
「おそらく自分の読本の中ではこういうことを説明すべきなのではないか」
という程度には読み進めました)
さて、今読んでいる杉浦光夫『解析入門』は大著で、800頁ほどあります。まだ第I章と第II章§1を読み終えた程度で、100頁にすら達していません。もし真面目に読むとしたら丸1年(かそれ以上)溶けてしまうでしょう。
幾何学や確率論・統計学の本はまだ買うどころか、何を買うか検討すらしていません。
それに、東北大学の助教であり多様体論を担当されている黒木玄先生が、Twitter(X)で
「今の統計学の入門書には問題が多数あり注意を要する」
という趣旨の発言をしばしばされており、買う時はおそらく相当気を付けていかねばならないでしょう。

おそらく、吟味した確率論の教本を読むのに、やはり数ヶ月か1年食われてしまうはずなのです。

そうしたら、私はもう、アラフィフになってしまう。

それを避けるためには、要点をかいつまんで読むしかない。
しかし、知らないジャンルの本を読むのです。見覚えのない単語が膨大に出てきているのに、その中から見覚えのある単語をかいつまんで、点と点を結んで星座にする? できればいいですが、かなりキツイ作業です。全部みっちり読むよりはマシでしょうが、一度流し読みして、この作業が完結する、という甘い期待はしない方がいい。それほど簡単な話でないことくらいは、私にも流石に分かる。

***

2.についてですが、もし、マネタイズして婚活に使いたいなら(俗なこと言い出した)(俗なこと、大事なことですよ)、もっと解像度をうまく落として要点だけをかいつまんだ中学生向き数学読本や、さらに解像度をうまく落として要点だけをかいつまんだ小学生向き算数読本を作ればいいのです。
出て来るジャンルとキーワードは分かっているし、高校生向け数学読本よりは明瞭に書くことが少ないので、既に読んだ資料である程度太刀打ちできるかも知れないのです。
特に小学生向け算数読本には既にいくつか腹案があるので、
「何なら今もう書けるんじゃないの?」
といったところです。

とにかく

  • どういう有難味があるか分からん話が出て来ると挫折するので、これに具体的あるいは意外な応用があることを理解してもらう

  • 鬱陶しい説明が出て来ると挫折するので、端的な説明を試みる

  • やる気のあるやつ算数を面白いと思っているやつ押しつけがましい態度を見ると挫折するので、それを絶対に表に出さない

  • 無味乾燥な羅列が出て来ると挫折するので、面白い話にする

  • 話がとっちらかると挫折するので、話のゴールを明瞭にする。今回は「これらは全部、理科でメチャクチャ便利な道具になるよ!」という俗なゴールにする。小学生向けだとシンプルな一本道展開にできるのでなおさら話は簡単になる

この辺を心掛けていきたいと思います。

面倒臭い多項式・方程式や実関数グラフの話は(あと高校数学のキーワードも)省略できるしできるだけササッと終わった方が望ましいので、そのようにします。これは、作業がかなり短くなる、という意味でもあります。
上手く行けば年内に作れるでしょう。原稿が仕上がったら、法務上の問題を解決して、出版社に話を持ち込んで、売って、マネタイズできればいいな、と思っております。
その金は婚活の費用として大事に使います(話が生臭くなったな)(俺の人生の話ですよ。人生の切実な話、生臭くて当然だと思って欲しい)

4.長期:中学生向け数学読本、高校生向け数学読本、数学系超能力バトル小説を作る等

4.1.中学生向け数学読本、高校生向け数学読本、数学系超能力バトル小説を作る

これが終わったら、中学生向け数学読本を作ります。実はこれが難しいのです。

小学生向け算数読本一本道展開にできますが、中学生向け数学読本ではそうはいきません。どうしても分岐は避けられなくなるでしょう。
分岐するということは、話が取っ散らかる、ということです。これは直ちに、読者が逃げるリスクがある、ということでもあります。そうならないように工夫しなければなりません。
合流ポイントはここで、これらの話(最大で三つの分岐に抑える。三つ以上取っ散らかるとやはり逃げられるだろう)は全てこの合流ポイントに効いてくる、という説明をします。逆に言えば、そうなるように展開を工夫せねばなりません。

***

高校生向け数学読本だと話はさらに大変で、話があっちこっち分岐しまくることになるでしょう。どうしよう…(考えるだけでも気が遠くなりそうです)

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そして、これらの知見は全て、数学系超能力バトル小説に効いてくることが期待されているのです(誰によって?)(そりゃ決まってんじゃん。俺によってですよ)
俺の推し(に酷似した主人公)が、最高の花道で、『ジョジョ』より『呪術廻戦』より迫力のあるバトルをして、人生のコクとうま味を最大限味わって、幸福に生きるし、生きたのだ、という話を絶対に書きたい。

4.2.そのために数学資料をしっかり読む

そして、後者二つを書く場合、それまで後回しにしてきた解析学と幾何学と確率論と統計学を、やはりちゃんとやらねばならないのです。
何ならそれらが物理学に効いてくるところまでを描かねばならないので、物理学各ジャンルの入門書も読まねばならないでしょう。
えーマジ? それ五ヶ年計画とか十ヶ年計画とかで何とかなるもんなの?

4.3.できればこの営みを妨げない人と結婚する

今からするのは、極めて虫の良い話です。
一つには、
「できればこの五ヶ年計画や十ヶ年計画を妨げない人と結婚できれば、話は極めて安定的になる」
ということです。

何の話かというと、私が本の出版を婚活より優先させている理由の最たるものが、
「結婚した相手から、このビジネスプランを軽く見られて一蹴され、妨害の限りを尽くされるリスクがかなりある」
からです。

というか、実際にかなりある話でしょう。
正規の賃労働以外のビジネスを、ガキの遊びとしか思わない人はかなりいます。
彼らの認識では、ガキの遊びの中には副業だの起業だの自営業だのも当然に含まれているので、
「いいから仕事を真面目にやれ」
「それか家事」

以外の話が口から出て来ることはないのですね。

俺は過労と健康上の理由で出世の目がほぼないので、副業をしないとかなり厳しいのです。
そしてそのための下拵えもいろいろ仕込んできた訳です。
その上で、結婚して共同生活をする相手から、収入を封殺される? 意味が分からない。
そんな人と結婚の合意自体をしたくないし、向こうから結婚の合意を持ちかけられたら
「収入を削る人と共同生活などできない。お断りします」
以外の回答ができないのですね。

***

これは正直に言いますが、私にとって結婚育児
「これが出来ていれば真人間と思われ侮辱されにくくなるが、出来ていないと欠陥人間として話のついでにナチュラルに侮辱される、真人間としての資格」
です。

こう言うと、たいへん嫌がる人もいることでしょう。
「それらは社会的評価のためにやることではなく、それをやれる徳性が社会的評価をもたらすのである。社会的評価のためにやろうという発想自体がおかしい」
それは私もそう思いますよ。でも、これを言う人がかなりナチュラルに
「徳性があることを証明できないやつに社会的評価がないのは当たり前ではないか」
と続けて来るのを見ると、そういう人たちについて、
「自分の発言に責任を取らないし、それどころか思考に一貫性のない、ヤバヤバの欠陥人間に見える」
という自分の気持ちには嘘を吐けない訳です。
少なくとも
「この話は要は社会的評価の話ではない」

「この話は要は社会的評価の話である」
をシームレスに両立させようとするな。
「死ね!!! 何で死んだのかね不甲斐ないやつだな!!!」
と言っている人の発言、まあ矛盾した怪文書としか言いようがないでしょう。
それと同じ構造の怪文書を口にしながら
「あれ?」
と一ミリも疑問に思わない時点でおかしい
し、
「それとこれとは違うのが分からんのかね」
と言う人が、本人やその身内にのみ分かる微妙な違いを、相手に説明できたことはほぼない。
身内だけで円滑に会話できることを、コミュニケーション能力が高い、とは言わないんですよ。

ここは広く誤解されているが、そういうのは高校で卒業して欲しいんですよ。大学とかではもうやらない方がいいでしょうね。
そんなんでアルバイトや就職をしたら、まあ仕事になりませんよ。報連相確認をまともにやってないんだから。

んで、そういう話を尻目に、私個人としては、何らかの微細な徳性を身に着けて、それで結婚とか育児とかがしたい訳です。
徳性のないエゴイストの欠陥人間ではできないような結婚と育児がしたい。
そうすれば、私はきっと、だいぶ深いレベルで安心ができるんじゃないかな。

「それらは徳性の証明や安心のためにやることではなく、結婚したい人と結婚したいという感情と、子供を育てたいという感情のためであるべきであろう。筋違いなことを言ってるんじゃあないよ」
そうですね。
で、そうであることと、それらがあれば結婚できる、という話は、まるでかけ離れているでしょう。前者は概ね真であろうが、後者は別にそんな風にはなってない訳です。別の具体的な成功への道筋が、例えば成婚に結び付くだけの徳性とかがどうしたって要る。そこを要するにゴニャゴニャムニャムニャと誤魔化す人、平たく言って、だいぶアカンことをしている、という感覚自体がそもそもないのか?
(ちなみに、金の豊かさ人生の残り時間の多さは、もちろん結婚するか否かを左右しうる重大なポイントですが、それに比重を置いて結婚をした場合、金と時間以外の条件が悪いことについては覚悟せねばならない。
価値観の不一致で結局は破局する人たち
を人生で何度か見ているので、俺はそれは御免だ
結婚したい人と結婚したいのに、徳性がないから結婚できない人が、どれほどみっともなく見えるか、そしてどれほど自分のみっともなさに苦しむか、という話を、シカトしてはいけないのです。
少なくともこういう時に抜け抜けとやってきて
「みっともない」
と鼻の穴を広げて言い募って胸を張るデリカシーのない人たちはかなりごくふつうにいるものですし、何なら親切顔で
「自分の言う通りに操縦されれば結婚できる。
ただし自分は成功を一切保証しないし、成功した手柄は自分に帰すが、失敗したみじめさはやったお前が全部被るんだよ。
というか、そういう話はどうでもよく、駄目なお前は、徳のある自分の言うことに、その通りに従っていればいいのだ。
自分の理論の正しさを証明するためのラジコンになろうな」

という意味のことを説いてくるではないですか。
そういうのを直ちにやめろって言っているのですよ。
俺は最近毎回はっきりと
「そういうのを直ちにやめろ。お前は俺をお前のラジコンにしたいだけだ」
と言っておりますよ。
ヘラヘラしていたやつも怒ったやつも謝ったやつもいた。
そんなつまんない反応をするくらいなら最初からやるな。つまんないんだよ。

***

仕事も副業も家事も育児も自由時間も、全部、ちゃんとやる。
ということを、俺としてはやっていくしかないんじゃないかな。
それでOKだという人と結婚したい。
ここでNGを示す人と結婚したくない。

そういう要望が、俺にある訳です。
誰にも文句は言わせない。
というか、文句を言う相手とは結婚したくない。
メチャクチャシンプル。

5.超長期:人生にやり残しと後悔を残したくない

最終的には、
「人生にやり残しと悔いを残したくない」
これに尽きるのです。

だから、頑張ります。
「全部」やり遂げるぞ!

(以上です)


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