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日記(2024/7/26):暑さと忙しさと数学本読書要約が終わらないのとでキレ散らかしている(注:追記あり)
(今日はことさら見苦しい日記ですが、偽らざる本音といったところです)
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ここしばらく、晴れた日はクソ暑く、雨が降ってもぬるく、過ごしにくい日々を過ごしているんですよ。
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しかも今週はなんか仕事が神経を使う高難易度のものばかりで、その上でミスも多く、だいぶイライラしておりました。
あと、いらっしゃるはずのお客様がいらっしゃらない。
もちろんお客様にはお客様の都合があり、こちらには如何ともしがたいのです。そんなことは当たり前なのです。
だが、このままでは、その方がいらっしゃる時に俺がいないと、お互い空振りになってしまいます。これはだいぶ嫌なものですので、私は待つしかないのですね。
一応メールで
「いらっしゃる際には事前に数日前にご連絡を下さい」
とはお伝えしてありますが、
「今日手が空いたから行こう」
ということでいらっしゃることはごくありふれた当たり前のことですので、そういう日に私が休んでたら台無しなので、おちおち夏季休暇も取れない訳です。
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それと同時並行的に、齋藤正彦『線型代数入門』を読み進めており、あと第7章と附録を残すのみとなりました。
ところが、これがまあ、自分でもビビるほどのレベルで、全っ然読み進められていない。
理由は分かっていて、第7章には私が未だきちんと触れていない解析学の話題が入ってくるからです。
俺まだ冪級数やテイラー展開や収束半径の話やってねえのに読まなきゃならねえのかよ。
ということで、冪級数やテイラー展開や収束半径の話をやるために、杉浦光夫『解析入門』のつまみ食いが始まりました。
もちろんつまみ食いで済む訳がなく、周辺も含めてガチに読まねばならなくなってきています。
そして杉浦本を数十頁読みつつ、本来の齋藤本は5行しか進んでいない、という事態が頻発しているところです。
何をやっとるんだ何を。
「進んではいるからマシだと思えば?」
と言いたいところですが、恐ろしい話がありまして。
杉浦本は上400頁、下400頁あるんですよ。
「齋藤本250頁ですら手こずっているのに、杉浦本800頁をそのうち攻略せねばならないんだよな」
ということを脳の片隅に置きながら、寄り道で読む杉浦本が、楽しくて楽な訳がない。
齋藤本の読み進めにくい残り50頁だけならまだしも、このタイミングで意識せざるをえなくなった杉浦本の800頁は、今目の前にある長い長い万里の長城、ベルリンの壁なんですよ。
長い!
重い!
キツい!
そして、単純な計算ですが、これで齋藤本残り50頁と杉浦本数十頁が切り崩せたとしても、そんなもんは全体の半分にも満たない。
勘弁して下さいよ。
めげるぞ。
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今朝、とうとう脳が、齋藤本も杉浦本も拒絶し始めました。
「目が滑る」
というよりも、
「何で俺こんなことやってるんだ」
という怒りのせいです。
こうなったらもう手がつけられない。読書要約も、自分の感情の制御も。
めちゃくちゃぶっちゃけると、元々は、バトル小説が書きたかったはずなのです。
『JOJOの奇妙な冒険』シリーズや、その影響下にあり、能力上の発明もある(具体的には球磨川禊のことです)『めだかボックス』を読んでて、
「こいつらより強く、また説得力もある能力を描きたい」
と思ったんですよ。
そのために活用できるものが、何かないか。
物理的な力すら支配するものがいい。
じゃあ、数学は、実はその目的に合う、デカイ鉱脈なのではないか?
私の詳しくない『呪術廻戦』も、必殺技の1つ・黒閃が2.5乗になったり、強い味方キャラ・五条悟が無限を具現化させて活用する術式・無下限呪術が出てきたり、数学への志向があります。
そういう意味では、少し「ネタがカブったらどうしよう」と戦々恐々としていたところがあります。
自分のことながら、だいぶみっともないですね。
今は、資料読み込みだけで、十数年喰われている体たらくです。
いつか絶対にライフワークたる小説を書く。そのためにこんなことをやっているのです。
だがなー。
50頁と800頁を前にすると、流石にめげますよ。
たとえそれが読む方であっても。
(連載小説を書くんなら、たぶんこれより長いものになるから、こんなこと言ってられないんですが)
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本当のことを言えば、新しく出来た、地下室のある格好良いデザインの喫茶店で、ギンギラギンの日差しから隠れてアイスコーヒーとアイスクリームを楽しみたい訳です。
あと、トルココーヒーを出す喫茶店でバクラヴァ(シロップの効いたナッツパイ)を楽しみたい訳です。
そして、APAホテルの屋上で、ギンギラギンの日差しの中、サウナと水風呂と、外気浴と露天風呂を楽しみたい訳ですよ。(欲張り)
今?
出来てないし、出来る見込みがないんですよ。
7月の3連休も、自宅でひたすら読書を進めるのに費やしていたと思います。
そしてそれで終わらなかったんだからな。
このままだと8月の3連休もこれで全部溶けてなくなるだろう。
そう思うと、今から既にもう、夏休みを台無しにしたような、この世の終わりのような、腹立たしい気分になってくるんですよ。
全部、仕事が休めないのと、数学本を読み終えられないのが悪い。
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むしろ、ここで一旦、明日の土日に喫茶店巡りとサウナをやって、あとグースカ寝て、心身の健康を取り戻してからなら、読書も再開できるのでは?
どうせここまま土日を読書に割り当てても、きっと効率は半分以下になってて、やればやるほど
「何でこんなに遅いんだよ!!!」
と腹が立ってくるぞ。
マラソンめいた長期戦の場合、効率の回復は、低い効率で進む進捗そのものよりも、ほぼ常に優先される。
あー、喫茶店巡りがしてえ。サウナがしてえ。休みてえ。
仕事とお客様については、やることと待つことは避けられない。
だが、読書はもうちょっと、こだわらないで構えてた方がいいのかもしれない。
8月の連休までに間に合わせる?
むしろ、8月末までかかってもそんなもん、くらいに思うべきでは?
そして、杉浦本に至っては、8月は基本着手しない、くらいで良いってことにせんか?
ずーっとガリガリガリガリ勉強しても、進捗があろうがなかろうが、終わってない(終わる頁数じゃないからな)というその一点においてだけでもバリバリムカついてくるぞ。
お前はそういうことでひりつく、堪え性のない人間だ。
「そんな出来なくて当たり前のことが出来てなくてイライラするのをやめろ。怒るだけ損しかないぞ」
と、心の底から思えるようになろうな。
***
(俺の中のイギリス人が、
「「イライラする」と書くだけでこの長さ?」
と煽り散らしてくるのですが、
「やかましい。ワシは書かずにはいられんかったんじゃい」
としか言えないんだよな。
そういうところでも、今回はまあみっともない記事です)
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(2024/7/26 16:15追記)
この記事のオチは、なんとこれ書いた金曜日の午後に仕事が整い、お客様がいらっしゃらないことが確定したので、夏季休暇をとって地下室喫茶店と中近東喫茶店とホテル屋上サウナを全部キメてスキリー! となったということです。
何だこいつ(何だこいつ)
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