見出し画像

【断捨離】つもり貯金が4日間で4,000円になった衝撃。

「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、

断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
:家にずっとある不要な物を捨てる。
:物への執着から離れる。

という意味がある。
すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。ヨーガの行法が元になっているため、単なる片付けとは異なるものとされている。

ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E6%8D%A8%E9%9B%A2

前にやましたひでこさんのインタビューでも読んだことがあったこれ。改めて見てみると、禅のイメージが強い。(ヨーガも禅もまったくの素人が感覚だけで話しています)片づけというより思想なんだな。

最近ずっと「捨(主に衣類)」をしていたわけだけれど、処分していくうちに今の自分に必要な服がどんなのかがわかってきて、そしてそれが圧倒的に足りない、となっていた。長袖のTシャツが1枚とスウェットが1枚、下はジーパン。今着れるのがほぼそれしかない。洗濯していけないことはないけれどちょっと苦しい。

という状況と、頑張ってるからいいじゃん的誘惑が頭をよぎり、禁断の(わたしにとって)リサイクルショップに行ってしまった。昔から「3万円のコートは絶対に買えないのに3,000円のブラウス10枚は平気で買う」ような悪癖があるわたしにとって鬼門の場所。

何かないか探しに探して、良さそうなフリースのプルオーバーとスラックスっぽいパンツを見つけた。900円と700円。破格。いつもならそこで即買いしていたが、手が止まった。なにせ新しい手帳に「断(断つ、むやみに入れない)」と書いたばかりだったのだ。

苦しい、手を離すのが苦しい、でもこれって安いから買おうとしてるよね?そもそも「何かないか」で探してるよね?というかスラックスとか全然要るのと違うやつじゃん。…これじゃ繰り返すだけだ。このままじゃあっという間にリバウンドする。それだけは避けたい。

何も買わずに店を出た。そしたら想像以上に晴れやかな気持ちになった。ほっとした。ほっとしていることが答えだと思った。よく耐えた、自分。この分はつもり貯金にしておこう。

これがきっかけで「なんとなくなら買わない」選択を繰り返していたら、4日間で4,000円も貯まってしまった。カフェでコーヒー、コンビニでコーヒー、昼ご飯お弁当買うかあ、など。実際なくてもなんら平気だった。それらを切実に求めているときは全然いいと思うけど今回は違ったから。

「捨てる」ことに集中していたけど、そもそも「入れない」ことのほうが私には難しい。それとも徹底的に捨てるが先でその結果入れないもできるようになるということなのか…(きちんと学んでないからこうなる)。まあ結果よいほうに進んでいるのでよしとする。この調子でがんばるぞー。

いいなと思ったら応援しよう!