「ミッドサマー」

2020年に映画館で観た時の記録。
振り返って読んでないですが。
絵は描いてみたら似なかったので諦めました。笑

家族が亡くなって、最初はダニーに共感しながら観たかな。男の子たちが嫌すぎて最悪で最高でした。キャスティングがなんともいえない絶妙さだなと、顔も含めた意味なので、失礼かもしれないけど(?)思いました。

最初は妹に共感(?)していたというか、個人的なことだけど共通する部分を持つ知り合いがいて、ただもうその人が心配でならなかったし、その関係のお話だとしたら私は見れてなかったかもしれないと思った。

冒頭、辛すぎて、本当にダニーの家族を殺した意義(?)がまだ見出せていないんだけど、殺すことによって、
ダニーへの共感(同情?)と、男の子たちへの嫌悪感、村の文化への気分の悪さ、クリスチャンが裏切った痛みがより増長されているとは思う。でも辛い。。

好きなシーンは、鍵穴から儀式を見てしまったダニーが泣くとき、周りにいる女の子たちと合わせていくところ。過呼吸になって苦しくて、目の前にいる人を頼って少しずつ楽になって、感情を出して泣くときに同じテンポで同じ(ような)感情を共にされてる時の感覚がわかって、体か心が無意識的にでも相手を受け入れる気がしたし、同じような表情で同じテンポで泣いて(?)いる人たちがいて狂って見えすぎて気持ちよかった。そういう感じのがもっと見たかった気もする。

なんとなく最後はやっぱり、共感とかあるんだけど、私は最初の出来事だけダニーに共感して、他は他の人の立場にも立って観ていたから、復習的意味合いでのスッキリというよりは、ホルガ(?)に染まって突き抜けた感じの恐ろしさを感じるのが楽しかったかな。

結果、お芝居はすごく良くて好きだったし、うわぁって感情が湧くのも楽しかったけど、なんかいろいろ、なんとなく計画的な感じだから嫌、別に好きってわけじゃないしと思った。(まんまと)