大人になればわかる
コーヒーの苦味やビールの刺激。大人になるにつれて理解できるようになります。
ローファーのイナたさにも同じことがいえます。若いころはその良さに気づかず「おっさん臭い」と距離をとっていたけど、実際におっさん年齢になるとローファーを履きたくなる瞬間が現れます。
逆バリ的に手にするのではなくて、嗜好の隙間にちょうどハマる感覚。けっしてカッコいいと思うわけでもなく「好き」と言える型でもない。それでも自分にしっくり収まると感じられれば、ローファー適齢期。大人の始まりです。
そんな感じでローファー欲が高まって、1年前(2022年4月)に購入したのがこちら。
パラブーツのコローレイド。
コロー(デッキシューズ)のアッパーにレイドソールというオフロード用のソールを合わせたモデルです。ランスほどゴツゴツしておらず、コローほどペラペラしていない感じ。
当然、山に登れるわけでも、海辺に浸れるわけでもありませんが、体感の軽さと見た目の適度なボリュームが相まって日常生活にはピタリとハマります。シボ革も手持ちの洋服と馴染んでくれます。