Your anger is a giftcard Pt.2


 皆さん怒ってますか? 私は怒りましたよ〜。過去完了系ってのが重要なんですけどね。ここ数日間で、

・最寄駅の駅長に対して
・勤め先の腐れ御局(←いちおう註釈。勤続年数ばっか長くて実際は耄碌する一方の高齢者)に対して
・こちらが通信会社と直接契約を交わしてるのにやたらと頭を突っ込んできてあまつさえ肝心な連絡は一切寄越さない仲介業者に対して

 だ〜いぶ怒りましたよ〜。もちろんこれら全部口頭での発話を伴ってね。フォント入力で表現した気になれる怒りなんて何の役にも立たない。最近さあ、声に出してまともに怒れない人増えてるんじゃないですか〜?
 ちゃんと怒るとね、当たり前だけど物事が具体的に解決するし良い方向へ向かうんですよ。前掲の3件、ぜんぶ私と他の当事者たちとの対話を交えてピースフルな解決を見ましたからね。怒りと戦争が直結してる(だから絶対に避けねばならない)なんて20世紀到来直前レベルの貧しく旧いイマジネーションだよ。21世紀は「戦闘と和平」の時代になりますよ絶対、「戦争と平和」じゃなくてね。戦争も平和も両方消滅させるための戦闘行為を、極小の個人たち各々が正当な怒りに基づいて行わねばならないの。と書きながら気づきましたけど、これ大江健三郎『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』のテーマですね。

 怒りの発露を担ったその口でボーカル録り直しの仕上げを本日行いもしたわけであって、もう私の夏が収束に向かいはじめてます。というか今日の九州北部の気候、私が2021年に Parvāne 1stアルバムを作ってた終わりの時期(つまり初秋)と全く同じ肌触りでしたからね。夏ってすぐに死んじゃうんだよ、皆さんも何か計画があるなら急がないと。
 そんな夏の最中に届いたニュースがありました、ここにひとつ抜粋しますねえ。

<独自>川口クルド100人超、資材置き場で大音量騒ぎ警察出動「日本人の理解足りない」

 産経という汚物紙の報道なのでまともに読むには値しない、ともちろん思いますよね。でも引用しますよ、これの記者が川口在住「移民」たちへの大衆的反感を燃え立たせるべく埋め込んだと思しき、いわゆる「クルド人」の発言です。


〔後略〕


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