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【詩】シンクと錆

求められてもいない心配をして
砂場の子猫と
キーボードの上の小人を
眺めている。

ガクガクの脚を
誰も見ない。
大切なのは
スラッシュの向きだって
気付きやしない。

開きっぱなしの画面を忘れて
攻撃に心を狂わせている。

乾いたひびを埋めたくて
なぜか今日も傷つけてしまう。

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