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【多様性の飲食店事例3選】時代のシャワーを浴びておこう

飲食DX、IT化、UI/UX

モバイルオーダー、予約システム、配膳ロボット。
結局のところ、人件費削減に効果。
そんな事例ばかり見てしまって働く人としてはちょっとしょんぼり。
気分を変えて違う事例を見ていこう。

自分がやることのヒントを探そう。 

目の前のことにお腹いっぱいで、年末年始のことで頭がいっぱい。
そんなあなたは、眺めるだけでもいい。

あーそういえば、こんなことどこかで見たな~。。。

頭のどこかに残っていれば、いつかヒントになるかもしれない。


まずはこんなお店から。 

新宿ゴールデン街 の『オンラインスナック』

夜、お酒が主体のお店はコロナで一番打撃を受けた。 

お客様がお店に来ないなら、 お客様のところへ運ぶというデリバリーが広く普及した。
でもバーやスナックはお酒をデリバリーするわけにもいかない。

そこで始めてみたのが「オンラインスナック」だ。

 記事の中で印象的だった店主さんの言葉

「バーという場所が何を売っている所なのかとずっと考えてたんですよ。お酒は二の次で、1番は人が集う場なんですよね。だから、店舗でもオンラインでも集う場所をつくっているって意味では同じことだと気づいたんです」

人が集まる場所を作る。 

オンラインは週末だけの営業ながら、全国から平均60人が集まるそう。
お店は9席。リアルでは実現できなかった価値だ。

オンラインスナックは、いったい何を売っているのか?
飲食店の本質を考えるヒントに。


空間を超えて、人が集まれる場所を作った事例だった。
では次は、リアルなお店が、近くまでやってきてくれたらどうなのか。

シェフとお店がやってくる!ポップアップレストラン

ポップアップショップというのは、期間限定のイベントのような形で、期間が終わったらまた別の場所で、と旅するお店のようなもの。

それを、レストランでやっている人たちがいる。

事例を2つ

海外

日本

この中で、特にいいなと思ったのは日本。 

場所を変えるということで、一番いいのはやはりその土地にしかない食べ物を味わえるということだ。 

例えば、こんな経験ないだろうか?

旅に出て、普段よく食べるものだけど、現地の方が美味しいっていう体験。あるだろうか?どこかのシェフが言ってたけど、それはやっぱりその土地の空気の中に一緒にいて、そのものを食べるから美味しく感じるらしい。 

特に、南北に長く豊かな四季があり個性的な食物が育つ日本では、とても価値があることなんじゃないだろうか。 

実行するシェフには人並ならぬセンスと学習が求められるであろう。


次は、従業員が主役のお店。

お店は舞台です。主役は従業員です!

二つご紹介しよう。まず一つ目 

これも、イベントのような感じで期間限定で営業する。 

働く人はホールの人はみんな認知症の人。
だから「注文をまちがえる料理店」
(このロゴの”まちがえる”のデザイン秀逸だと思う!ぜひリンクをクリックしてみて欲しい)

最初から働く人の物語をオープンにして営業。そうすれば来てくれるお客様も、 例え注文を間違えられたとしても優しく対応してくれる。 

そこで働く人たちがとても楽しそうだ。 (6分弱のムービーです)


もう一つは分身ロボットカフェ。これは常設店。
常設できるってやはりすごいと思う。

この接客してくれる分身ロボットは、機械仕掛けではなくて、向こう側に人がいる。 

分身ロボット「OriHime」

外出困難の人がこの分身ロボット「OriHime」を遠隔操作して接客をしてくれる。(OriHimeの接客を受けられるブースは予約制なので、要ホームページ確認ですよ!) 

寝たきりの人が、接客業で働くことができるという社会の場を生み出している。 

この二つの事例は、従業員が主役のお店と表現はしたが、
お店と働く人に物語があり、そんなお店に行ってみたい!
その人に会いたい!と思って来てくれるお客様で成り立ってる。

それって、身近にも実現可能なんじゃないだろうか?

そんなことを考えたりしている。


おしゃれ雑誌っぽく仕上がったかな。。。

~以上~


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