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その8 発症直後に一人目妊娠発覚 Kさん

ずっと望んでいた第一子妊娠がわかったのは、1型糖尿病と診断されてから1ヶ月もしない時でした。そのため、幸いなことに発症時のA1cは6.3%(GA14.9%)、合併症もまだありませんでした。
※出産時はA1c6.2%、GA13.2%

 1型糖尿病を発症したこと自体とてもショッキングなことでしたが、ショックを受ける間も無く、コントロールや食事、血糖管理のことを学ぶための入院などバタバタとしたため、「やれるかな?じゃない、やるんだ。守るんだ。」と、前を向かざるを得ない状況になったため、幸いにもあまり落ち込むことはありませんでした。

 転居してすぐに探した糖尿病専門医のいる個人病院の糖尿病内科で紹介状を書いてもらい、県内でも人気ナンバーワンのセレブな産婦人科に通院しました。大学病院に行くのかな?と思っていたので、当時まだミーハーだった私は幸運に思った記憶があります。
 以降、内科は月に一度上記の個人病院にて、産科は健康な妊婦さんと同じ回数の検診をセレブ個人病院で行い、出産もこちらでしました。

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