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ベジタリアンは野菜ばかりを食べているということではない!?【日本インストラクター技術協会】


菜食主義の方たちを指す「ヴィーガン」や「ベジタリアン」。ベジタリアンといっても、野菜ばかりを食べているということではないことを知っていましたか?ベジタリアンとは、植物性の食品を食べる人のこと。または、食生活全般のことを指してベジタリアンといいます。ここでは、ベジタリアンの種類や由来、理由などをお話させていただきます。

ベジタリアンは、イギリスで誕生して拡がった

ベジタリアン(Vegetarian)は、言葉の通り、お肉や魚など動物性食品を避けて、野菜や、きのこ類、果物、いも類、豆類などの植物性食品を中心に取る食生活のことをいいます。

ベジタリアンという考え方は、産業革命を迎えたイギリスで誕生しました。19世紀に肉や魚は食べない・卵や乳類は本人の選択、穀物・野菜・豆類などの植物性食品を中心にした食生活を行なう運動がはじまりました。これが、今のベジタリアン運動の始まりであると言われています。

ベジタリアンの種類は9種類も

「ベジタリアン」と言えば「植物性食品のみ摂取する人/食生活」ですが、ベジタリアンというのは総称でもあり、種類は細かく分けることができます。

1ヴィーガン(Vegan)
「完全菜食主義者」。
肉、魚、卵、乳、はちみつなどを一切、食べません。日本では、精進料理などが伝統的なヴィーガン対応食に当てはまります。

2フルータリアン(fruitarian)
「果実常食者」とも言われます。ヴィーガンよりも厳格な菜食主義者で、植物自体の命に関わっていないフルーツやナッツを食べる人のことをいいます。

3オリエンタル・ベジタリアン(oriental vegetarian)
基本ヴィーガンと同じ食生活を送ります。しかし、にら、にんにく、ねぎ、らっきょう、浅葱を食べません。

4ラクト・ベジタリアン ( lacto vegetarian)
ラクトは乳という意味です。乳・乳製品は食べますが、肉、魚類は食べません。インドで広まっている食生活で、宗教上の理由で行われることが多いです。

5オボ・ベジタリアン (ovo vegetarian)
オボは卵という意味で、卵・卵製品を食べ、肉、魚類は食べません。

6ラクト・オボベジタリアン(lacto-ovo vegetarian)
一般的に「ベジタリアン」という場合は、ラクト・オボの食生活のことを言います。乳・卵は食べますが、肉や魚類は食べません。アメリカなどで多く実践されているスタイルです。

7ペスコ・タリアン (pescetarian)
肉を食べないで、魚・卵・乳製品を食べる場合のことを言います。

8ポーヨ・ベジタリアン(Pollo-Vegetarian)
肉類の中では、鶏肉のみ食べ、魚、卵、乳も食べるスタイルです。

9セミ・ベジタリアン(Semi-Vegetarian)
フレキシタリアン(Flexitarian)とも言われます。植物性食品を中心に食べて生活をしますが、場合によっては肉類も食べることもあります。柔軟性のある食生活を送る人です。

まとめ


ベジタリアンと言ってもいろんなスタイルがあることわかりました。また、ベジタリアンを実践する理由はさまざまで、動物愛護、環境問題、または健康のためや信仰宗教の理由など。さらに、完璧に動物性の食べ物を排除するスタイルだけでないので、健康のために手軽に実施するスタイルもいいですね。

日本インストラクター技術協会にはマクロビソムリエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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