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[雑感] PERは扱いづらい

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PERは銘柄スクリーニングの項目に必ず入っている指標だし、私もよく使うといえば使うものの扱いづらい指標というのは間違いない。


もう10年くらい前ですが、私もSBI証券、マネックス証券、松井証券あたりの銘柄スクリーニング機能を使って割安な株を見つけ出そうと試みたことがあります。

  • PERは12倍以下

  • PBRは1倍以下

  • 自己資本比率30%以上

みたいな条件で。そうするとだいたいオールドエコノミーに属する会社ばかり検出されます。業種だと、繊維、化学、自動車部品、あまり儲かってない感じの電気機器、建設関係、不動産とかですね。😅

そういう会社への投資が間違っているわけではないですが、最近人気の半導体製造装置メーカーのように株価が何倍にもなることはあまりなく(ないわけじゃない)。もちろんじりじり値を上げて含み益が乗っているものの方が圧倒的に多いですが、それでも買値の2倍には届いていなかったりします。10年も経つのに。

スクリーニングなんぞに頼るより、「これはいい!」と思える会社を見つけて、そういう会社に投資した方がだいたいパフォーマンスがいいですね、私の場合。堀場製作所とか。

もっともその「見つける」がなかなか難しいので、結局「スクリーニングなんぞ」に頼ってしまうことも多いのですが。😅


ただ「スクリーニングなんぞ」に頼って、PERの低い会社に投資するのが間違っているわけではないです(重要だから2回言っちゃう)。スクリーニングで抽出した後に、決算短信やら有価証券報告書、IRページの事業内容やらをちゃんと確認して、投資に値すると納得した上で投資するならば。

面白みはないけれど、株価も配当も比較的安定しているので(もちろんコロナショックの時とかはえげつなく下がった🙀)、じっくり長く持っていればそこそこ報われます。10個の中に1個でも5倍以上に化けるのがあれば万々歳。そういうのがあるので投資信託よりもパフォーマンス出やすいし、パフォーマンスが出ればなんだか楽しくなってくる。おもしろおかしく、これだいじ。継続するための原動力です。


以上、本日の雑感でした。


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