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損を避けようとして、かえって損をしてしまう⁉️

近年はグーグルなど企業のマーケティングの中心に据えられている「行動経済学」を、身近な実例も交えてわかりやすく解説していきます。

人は損をしたくない生き物


1万円"損した"ときの悲しみ
と、
1万円"得した"ときのうれしさ

どちらも同じ金額の出来事なので、感情としては同じ状態のはず。


ところが!

研究の結果、同じ金額でも、損する悲しさは、得するうれしさより大きいことが明らかになりました。


損失回避

そのため人は、無意識に損を避けようとして行動します。
この心理を「損失回避」と呼びます。

通りがかったお店で「今なら50%OFF」と書かれたPOPを見かけたとします。

「まずい!今のうちに買わないと損してしまう!!」

そうやってついつい、必要もでない物を買ってしまうのも「損失回避」の影響です。

半額で買えるチャンスを逃すこと”を“損失〟と考え、本当に欲しいのか考えずに直感的に判断して買ってしまうのです。


「損」した不満は「得」の満足より大きい


同じ金額で損を感じる悲しさは、得で感じるうれしさの2倍以上とされています。人は無意識のうちに損にならないよう行動し、それを避けることに集中しすぎてしまうのです。


こうした人間の合理的ではない行動「不合理な行動」を考えるのが行動経済学です。

行動経済学を学ぶことで、我々は賢い消費者として、
サービスを売る側はモノを売り込むために、学ぶことができます。



それでは今日はこの辺で。




作り手視点から
売れる仕組みを考えます

#企画 #広告 #ブランディング #マーケティング #広告事例 #売れる仕組み
記事を書いた人:インサイトマーケティングラボ 地元 神奈川 川崎を拠点に札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡にて企業の経営伴走マーケティング支援事業、ブランディングデザイン事業を展開。コンサルティングディレクター:代表 山浦慶太

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