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実は誘導されている!? 〜行動経済学から見る売れる仕組み

日頃、私たちが目にしている"売れるための仕組み"。
よくあるポイントカードなどって、実は
人を誘導するための心理的な仕組みが関わっています。

そんな売れる仕組みについて
行動経済学の視点から見ていきましょう!


Q1

ポイントカードやポイント加算ってなんであるの?

普段から目にするポイントカードやポイント加算、
当たり前のようにみんなやっているけど、
これはどういう意図があるのか?

答え:
プラスで終わるから

2000円の支払いで終わると「損」をして終わりますが、
支払い後に20ポイント加算されると
「得」をして終わります。

損する悲しさは
得する嬉しさより大きいことがわかっていますので
損を感じさせない工夫です。

さらには囲い込みという利点もありますね!


Q2

なぜお店の入り口に値段が高い商品を展示しているの?

高級店などでは、入り口の一番目につくところに
高額な商品、または派手な商品を置いてあることが多いです。

家具やインテリアショップでも同様で
誰が買うんだろう!というようなゴージャスなシャンデリアが飾ってあったりします。
これは一体なぜなんでしょうか?

答え:
それが基準になり
他の商品が安く感じるから

これは、最初に与えられた情報に
引きずられて判断する
「アンカリング効果」と言われる現象です。

値引きの際、元の価格に斜線を引き
下に安くなった価格を表記するのも
アンカリング効果を使った仕組みです。


Q3

なぜネトフリはプランが3つあるの?

¥790 / ¥1,490 / ¥1,980
の3プラン。
iPhoneなどでも
128GB / 256GB / 512GB
など
3プランが多いですよね。
これはなぜか?

答え:
真ん中を選ばせたいから

松竹梅の法則とも言われますが、
これは「極端の回避効果」と呼ばれるもので
極端なものを避けて中庸を求める
人の心理を突いています。

選択肢が2つだと安い方に行きがちですが
3つになることで迷いが生じ、
無難な真ん中を選ぶ人が非常に多いのです。




今回の事例を参考に
自分のビジネスやSNS運用に当てはめてみましょう!

#企画 #広告 #ブランディング #マーケティング #広告事例
記事を書いた人:インサイトマーケティングラボ 地元 神奈川を拠点に札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡にて企業の経営伴走マーケティング支援事業、ブランディングデザイン事業を展開。コンサルティングディレクター:代表 山浦慶太

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