大手メーカーのライバルはPB商品!?イオンPBの快進撃について
例えばコカコーラ社のお茶のペットボトル商品や
お菓子メーカーのチョコレート菓子に、ライバルはどこか尋ねると
「PB(プライベートブランド)ですかね」
という答えが返ってくる。
PBといえば"昔は安くて良くない(おいしくない)"イメージだったが
最近ではそのクオリティも上がり、
昨今の値上がりもありその売れ行きは好調のようだ。
進化し、需要が高まるPB商品
コンビニの棚でも、例えばセブンイレブンでは
オリジナルブランドのお菓子、飲料、アイスにカップラーメンまで、
自社のPB商品を陳列するので、自ずと他の商品の売り場面積が少なくなる。
結果、競争はもっと激しくなる。
かくゆうイオンのPBも人気で、冒頭のニュースのように、
ニーズに合わせてPBを進化させている。
戦略もしたたかで、例えば高所得者の多い立地ではPBは控えめに棚の奥の方に、前面には高価格商品を陳列する。
一方で低所得帯がメインの立地では
安価なPB商品を目立つところに配置する、といった戦略をとっている。
販売チャネルを持たないメーカーはどうなるのか?
PBという武器を一つ持っていると、
いかようにも使うことができる、まさに必殺技状態。
小売りメーカーもコンビニやスーパーに下ろすより
価格帯を上げ、自社で流通・販売まで
行わないと、商品が日の目を見なくなってくるのではないだろうか。
それでは今日はこの辺で。
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作り手視点から
売れる仕組みを考えます
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記事を書いた人:インサイトマーケティングラボ 地元 神奈川 川崎を拠点に札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡にて企業の経営伴走マーケティング支援事業、ブランディングデザイン事業を展開。コンサルティングディレクター:代表 山浦慶太