マリッジブルーはなぜ起きる❓人の心境の変化を読み解く‼️
結婚が決まり、結婚式を楽しみにしている時はワクワクで仕方がない
だけど
式が近づくにつれて、だんだんと不安になってくる。
こういった"マリッジブルーの現象"はよく知られています。
ではこの症状はなぜ起きるのでしょうか?
日々の中で感じる"不安"に思う気持ちについて
原因と仕組みを知っておくと、冷静に対処できるかもしれません。
今回は時間の経過によって解釈が変わっていく心理状況について見ていきましょう。
思っていたのとちょっと違うかも
パソコンなど、比較的高額な商品を買う時、インターネットやカタログを見てあらかじめ検討することがあると思います。
いよいよこれを買おうと決めてショップへ行き、実物を目にした時
何か違うかな!?
と心が揺らいだことはないでしょうか?
こういう場合、デザインがイメージしていたものとちょっと違うなど、ささいなことが多いようです。
パソコンを買うことで溜まった写真を整理したい、
スペックの高いパソコンでゲームを楽しみたい
など、本来の目的があったはずですが、いざ買おうとすると細かなところが気になってしまう。
こうした心理は行動経済学の「解釈レベル理論」によって説明することができます。
遠くから見る景色、近くから見る景色
人は、心理的に遠い対象に対して抽象的に見ています。
反対に、近い対象は具体的に見てしまいます。
冒頭のマリッジブルーのように
遠い先の出来事はざっくりとしか見えていないので
"楽しそう""早くやりたい"など簡単に思えますが
それが近づくにつれ
"準備はどうしよう""予算は""誰を呼ぼうか"など
具体的な心配が現れ、不安が募っていく
同じことでも時間の経過や心理的距離で感じ方が変わるのが、この「解釈レベル理論」。
不安に襲われないためには、準備を徐々に行うなど、心理的距離を少しずつ詰めていく行動をとれば、いくらか和らぐのではないでしょうか。
それでは今日はこの辺で。
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作り手視点から
売れる仕組みを考えます
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記事を書いた人:インサイトマーケティングラボ 地元 神奈川 川崎を拠点に札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡にて企業の経営伴走マーケティング支援事業、ブランディングデザイン事業を展開。コンサルティングディレクター:代表 山浦慶太