2024年を前にして今年一年の振り返りをしてみたところ、一番費やした時間はRoutine Workの改善であった。
日々のルーティン、朝のルーティン、イチローの打席でのルーティン、なんとなくいいイメージを持つこの言葉。 ただ、こと仕事でのこととなるとこの日々のルーティンワークが多ければ多いほど、業務が圧迫されていると感じるのは私だけだろうか?

定例会議のための資料つくり
毎日の売り上げ報告
業務報告(日報)
メールの返信

人によってさまざまあるこのルーティンワーク。
ルーティンにすることで仕事がはかどると書いている記事も多く見かけるが、毎回同じような内容を繰り返す定例会議のための資料を作る。
毎回同じようなコメントをひねりだすだけの売り上げ報告
など、私にとってはルーティンワークは中身の伴わない付帯業務という位置づけだった。

人によってこの種の仕事に対しての位置づけは違うものと思われるが、ルーティンワークについて調べていたら出会ったこの記事。
国別、繰り返し行われる作業(ルーティンワーク)が仕事に占める割合。

https://clockify.me/time-spent-on-recurring-tasks

ここに出てくる国の中で一番少ない。
日本人は勤勉で仕事も丁寧、残業もピカイチ長い国だったはずなのに、ルーティンワークに占める割合が28%と欧米諸国に比べ低いのは、ルーティンワークを日本ではそれと認識していない可能性を感じる。

毎週の売上進捗会議。次週のアクションを決め、能動的なものになっていない限りは、これはルーティンワーク。 過去のデータを洗ったり、現状をカウンターパートと確認したりという要素が入るため、これをルーティンと認識しない場合が多いのでは?

メールの返信。 いつもお世話になっております。 すでに定型で始まっているのに、毎回少し違う内容を打つためルーティンワークと認識していない?

私の周りでも基本最低でも5割はルーティンと思われる業務を毎日こなし、忙しい、終わらない、今日も残業、明日も残業と時間に追われているのだが、このルーティンワーク、仕事の中ではいくらでも効率化でき自動化できる時間生産機となりうるが、逆にうまく効率化しないと時間をひたすら奪うタイムモンスターとなりうる。

そして、このルーティンワーク、日本ではわずか3割ほどの時間しか割かれていないといわれているが、世界的にはどんどん減る職業となっており、ルーティンワークが多い仕事についてこの20年ほどで10%ほど仕事がなくなっているとも言われている。
つまり、定型業務は効率化を図り自動化することにより既にもう人の手では行われなくなっている・・・ということである。

上記のグラフが正しいとすれば、日本は最大限の効率化がすでに図られているものと思われるが、実際私たちが働く多くの現場では、みな手作業でエクセルを操り、資料を作ったり、メールを打ち、まったく自動化も効率化もされていないのが現実のように思われる。

この10年、私のエクセル技術が向上しただけで作業効率が上がっていたルーティンワークを、一念発起し自動化を実現した2023年。
手作業で行われていた集計、資料つくり、メールでのやり取りの多くをPCにやってもらうことで、集約できた時間は週の半分ほどともなるだろうか。
前から興味のあったプログラミングやデータ解析を勉強したり、このように頭の中を整理しながら文字に起こす時間を得られたというだけで、この効率化はとても意味があるものだったと同時に、自分がいかに古めかしい技術のみで仕事をしていたかを思い知らされた一年ともなった。

年の瀬、このようなノートを書きながら、来年は効率化について少しずつでも発信ができるよう非効率的なことに多く取り組んでいきたい。

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