【就活】バイト経験の伝え方 ~あなたは現場のプロフェッショナル~
Mattはかつてバイト戦士でした。
時給1000円程度なのに、多い月の給料が15万円を超えてたので、
単純計算で2日に1回、10時間。(やりすぎ)
そんなバイト戦士仲間や後輩に送る、バイトの経験を就活でうまく伝えるちょっとしたコツです。
バイト=現場のプロ
タイトルの通り、アルバイトは現場を知り尽くしたプロフェッショナルです。
バイト先への不満がありませんか?バイト仲間も同じようなことを言っていませんか?
それはまさに店舗における「オペレーションの問題点」です。あなたは店長や本社が理解していない、運営上の問題点を体験しているからこそ不満を持つのです。
(Mattは飲食なので)新メニューが出てきた時、「こんなの売れないっしょ・・・」と思った経験はありませんか?
それはまさに「顧客理解」をあなたが本社よりもできているということです。お客様が何を求めているのか、どういった気持ちで来店するのか、
データには決して現れないことを、あなたは知っているのです。
ファンドやコンサルなど、他の企業の業務改善をするような人たちは、多くの場合「現場」を徹底的に調べ上げます。
それは「現場」こそ収益を生み出す源であり、それが抱える問題点を見つけ出すことが根本にあるからです。
踊る大捜査線の名セリフを叫びたくなりますね。
具体的な伝え方
よくある「売上~%up」とか「満足度No1」とか、ありがちなストーリーに陥りがちなのがアルバイト経験のデメリットです。
そこで、話の中心をそういった結論部分ではなく「過程」に持ってきましょう。
「なぜ」それをやろうと思ったのか
「どうやって」それをやったのか
これらの「過程」のストーリーに、「現場のプロ」としての気づきを一つ加えるだけで、説得力のあるストーリーの完成です。
例えば飲食店バイトで「ドリンクのおすすめで、売上が上がった」という設定で考えます。
① なぜやろうと思ったのか?⇒ 現場で働いていて、ドリンクを頼まずにお水だけのお客様がかなりの割合いることに気づいた。
② どうやってやったのか?⇒ 立地上、車で来るお客様が多いと気づき、アルコールをあまり頼まれない。ノンアルコールのドリンクだけを切り取ったメニューを作り目につきやすいようにし、おすすめをする手段をとった。
③ 周囲をどうやって巻き込んだ?⇒ なるべく従業員に負担が増えないようなやり方を考えた。その上で自分が率先して働き後輩にも影響を与えることで、結果的に先輩含め店全体に浸透していった。
簡単なストーリーですが、「従業員だからこそ」できた施策ですよね?
まとめ BtoCを知り尽くしたプロとして自信を持とう
私自身も就活中(就活後の今も!)、長期インターンをしてる知り合いから謎にマウントされたり、漠然と不安になったりすることが多かったのですが、
バイトを現場のプロフェッショナルと捉えられるようになってからは自信を持って話せるようになりました。
逆に、社会人の準備としてやる長期インターンの仕事は、就職してからどっちにしてもやらなくてはなりません。
会社内で長期インターンしてた人だけが活躍してるって本気で思いますか?
就職する学生にとっては今しかできないアルバイト、視点を変えればたくさん収穫もあるはずです。
お互い明日からバイト頑張りましょう!
(ちなみにMattは内定後にしばらくコンサルでインターンをしてました。他のインターンが作ったとんちんかんな資料をバッサリカットして提案書にしたら案件受注できたのに彼とその上司と不仲になり、やりがいという名の搾取にうんざりし、さっさと退職してバイト戦士に返り咲きました笑)
From Matt