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視野が広がり考えが深まる3か月間。生涯の仲間と出会い、語り合う。

大学生の皆さん、将来に迷ったり、新しい挑戦に踏み出す勇気を持てずにいませんか?
大学生活は、自分の将来を考える大切な時期。しかし、正解のわからない世の中で多くの学生が何を目指すべきか悩んでいます。そんな中、BEAU LABOの活動に参加した深川さんと吉田さんは、それぞれ異なるきっかけでBEAU LABOに関わり、成長を遂げていきました。
深川さんは地方の大学に通いながら、コロナ禍にできる活動としてBEAU LABOへ参加し、活動を通して多くの仲間と出会い視野を広げました。一方、吉田さんは高校3年生でラボ生として参加し、将来への迷いを抱えながらも、ディレクターとして新しい一歩を踏み出しました。彼らはBEAU LABOを通じて仲間とともに成長し、自己理解を深めていく経験を得ています。
吉田さんが大学生になり、互いに学生ディレクターとして活動が開始。それ以来、今でも相談できる友人として関係が続いているようです。深川さん、吉田さんがディレクターとしての活動していたことや、ディレクター仲間としてどのような関わりをしてきたのかについてお話を伺いました。


【深川春輝】
2001年生まれ、愛知県出身。大学時代は京都・福知山で4年間過ごし、コロナ禍と共に地方自治やまちづくりについて、まちに住み、学びと実践の仮説検証を繰り返す。現在は上京し社会人2年目となる。BEAUには第2期のスタート前に出会い、ディレクターやマネージングラボディレクターを務める。社会人になった後は、運営補助として資料作りやディレクターの1on1を行なっている。まちづくりに興味があり、まちに人々が与える影響や政策について考えていた。現在は働く中で「社会貢献とは何を指すか」について考えながら動いている。

【吉田彩乃】
2002年神奈川県生まれ。現在、同志社大学社会学部社会福祉学科3年。
高校3年生で第4期 医療福祉ラボの高校生参加者として参加し、その後第9期まではディレクターとして活動。BEAU LABOとの出会いで、地域活動により興味をもち、地域課題リサーチインターンなどに参加。現在は、日本の地域文化に興味をもち日本全国を旅行し、伝統工芸や地域産品の現場をみることにハマっている。今は、地域産品のセレクトショップを運営するプロジェクトに参加している。


📌BEAU LABOへ関わることになったきっかけ

ー深川さんはBEAU LABOの第2期からディレクターとして関わっていたようですが、なぜ参加しようと思ったのですか?

深川:福知山の大学で地方創生に関わる勉強をしていました。大学2年生の時にコロナ禍になり、地域に出ることも友人と遊ぶこともできなくなった時に、これから何をしようか悩んでいた矢先に理事(現 専務理事)である田川のnote記事を読み、BEAU LABOの活動を知りました。教育にも関心があったため、面白そうだと思い参加しました。
吉田さんとは、吉田さんが学生ディレクターになった時から今でも仲良くしています。

ー吉田さんは高校3年生の時に、ラボ生として参加されたと聞きました。ラボ生を経験した後に、学生ディレクターとして活動された経緯について教えてください。

吉田:BEAU LABOは知人から紹介してもらいました。最初は学生ディレクターに興味を持ちましたが、ディレクターは大学生からと知り、まずはラボ生として参加を決めました。
当時の担当ディレクターさんは、将来のことにも相談に乗ってくれて、話も合うためとても頼りになりました。「私もそんな人になりたい」と思いましたし、何か高校生の力になれることができたらと思い、大学生になってからディレクターに応募しました。
また京都の大学に進学したものの、コロナ禍で対面授業がなく友人もいない環境だったので、BEAU LABOに関わることで仲間ができるのではないかと考えていました。

ー当時の担当ディレクターにはどのような相談に乗ってもらったのですか?

吉田:私は大学が決まった後にBEAU LABOに学生ディレクターとして再度関わり始めました。希望していた大学や学部ではないためやる気を失っていた反面、京都へ引っ越してまで行くならちゃんと勉強しないとという気持ちもあり、ギャップに悩んでいました。

そんな時に他の学生ディレクターに壁打ちをしてもらったり、一緒にいろんな現場を見に行かせていただいたおかげで、福祉のことを色んな視点でたくさん知ることができ、ワクワクした状態で大学に入学することができました

📌BEAU LABOに関わって変化したこと

ー深川さん、吉田さん、ともにコロナ禍で悩んでいる時にBEAU LABOへ関わり出したとのことですが、関わってからご自身の中で何か変化を感じたことはありましたか?

深川:他大学の学生と会ったり関わる機会がほとんどありませんでした。BEAU LABOでは他大学で様々な分野の勉強をする学生が集まっていたため、「教育への関心」という共通点がありつつ、それぞれの興味を掛け合わせていろんな話をすることができました。
例えば「教育✖️地方」とか「教育✖️経済」「教育✖️福祉」など色んな視点で話が広がり、自分の考え方や視野が広がったのは大きな経験になりました。オンラインでの活動なので、初期の頃は活動時間以外でも深夜までみんなで語り合うこともよくしていました。世間話から悩んでいることなど気兼ねなく話せる仲間の存在が大きかったです。

吉田:大きく二つあります。一つ目はBEAU LABOの仲間たちに何度も背中を押してもらいました。私は1年間休学をして企業のインターンシップを経験しました。BEAU LABOでの活動を企業に話したことで選考していただきました。
二つ目は色んな固定概念を取っ払えたことです。これまで医療福祉ラボを担当してきたのですが、ある時、農業ラボに配属されました。あまり興味のない分野でしたし、どうしようかと悩みBEAU LABOの仲間に相談していたこともありました。
実際にやってみると知らないことを知るって面白いなと感じました。自分が学んできた分野や興味のある分野ではないことに対して、つまらないだろうと思っていましたが、農業ラボに関わることで視点が増え、やってみないとわからないことがたくさんあるし、思ってたようなことと違ったとしても、もしかしたらそこには何かしらのきっかけがあるんじゃないかなと考えられるようになりました。
BEAU LABOに関わっていなければ、インターンをすることも、農業のことを知ることもなかったので私にとってとても大きな存在だと感じています。

📌ラボ活動を通して大切だと感じたこと

ー活動の中で学んだことや得たものはそれぞれですが、共通してBEAU LABO活動期間中に特に影響が大きかったと感じることは何ですか?

吉田:ラボの活動時間以外にも、色んな話や相談ができる仲間ができたことです。それができたのは活動期間中、定例会が終わった後も「深夜トーク」をしていたからだと思います。オンラインかつコロナ禍で特に外出することもなかったので、みんな時間を気にせずひたすら話していました。今となって考えると、あの時間が私にとってはとても大切な時間でした。

深川:僕もそう思います。社会人になった今ではお酒も飲まずによく3時間も4時間も話し続けていたなと驚きます。それくらい学生時代に感じてたことや出来事、悩んでいたことを全部曝け出して、たくさん自己開示して、思考プロセスを共有していたからこそ今でも続く関係になっているのかもしれません。それだけオンラインで話したので、実際に対面で会った時には初めて会う感じがしなかったですね(笑)

📌BEAU LABOを通して成長したこと

ーBEAU LABOの活動で成長したことはありますか?

吉田:BEAU LABOの仲間と話す中で、「私は人と向き合うことが好きだ」と気づきました。それまでバイトをしても続かずすぐに辞めてしまう傾向にありました。ですが、人と向き合うことが好きで、BEAU LABOの活動の延長線にあるようなバイトをしたいと考えて行き着いたのが「塾講師」でした。3ヶ月も続かなかった自分が塾講師をしてから2年が経ちます
そうなったのもBEAU LABOを通じて、自分の好きなことや関心あること、何が大切なのかなど自己分析をたくさんしたことで自分のことがわかるようになり、選んだバイトだからこそ続けているのだと思います。「自分はもうお金をもらって働くことはこの先もできないんだ」と思っていたほどです。
また、人に頼ることも苦手だったのですが、BEAU LABOの定例会で悩んでいることを伝えたり、打ち明ける経験をしてきたことで少しは頼れるようになり人と一緒に取り組むこともできるようになりました。

ー深川さんはこれまで吉田さんが悩んでいる姿などたくさん見てこられたと思いますが、どのような関わり方をしていたのですか?

深川:1時間かかろうが、2時間かかろうが、一旦吉田さんの話を止めずにずっと聞いてました。聞いてると話してるとこってほとんど一緒なので話してるうちに整理できてくるんです。9割話を聞いて、1割が客観的に整理したことをまとめて伝えてあげるような感じでした。それも全く苦ではなかったですし、使命感もありません。ただ人の話を聞くのが面白い、相談してくれるってことに少なからず自分の存在意義を感じていたので自然と関わっていたように思います。

ー相談役をしていた経験は社会人になって活きてると感じることはありますか?

深川:業務としてというより、同期の中ではBEAU LABOと変わらず自然と相談役になっています。今では後輩もいるので、後輩が困った時に話せる立場でいれたらなと思います。
相談って「この時間に相談できますよ」と強制的な場を設けても本音って出しにくいということを知りました。なので自然発生的に相談できる人でいることが大切なんだろうと感じています。
社会人1年目は忙しくてなかなかBEAU LABOに関わる時間が少なかったのですが、またこれからは関わりを増やしていきたいですね。

吉田:私も就職活動が無事に終わったら、社会人になるまでにもう一度学生ディレクターをやって原点回帰してから就職したいなと思っています。不安もありますが、今の自分がディレクターをやってみたらどうなるか気になるので頑張りたいですね。



深川さん、吉田さん、ありがとうございました。
BEAU LABOの活動を通して、プライベートでも仲良くなったり、相談できるような理解者になれる関係が生まれており素敵な関係性が伝わってきました。
これからも何か学生時代にやってみたい、学校や地域を飛び越えた仲間を見つけたいという大学生がBEAU LABOと出会い人生の1歩を踏み出していけると嬉しいですね。

BEAU LABOの、高校生の探究学習をサポートするだけでなく、大学生同士のコミュニティを広げていく可能性も見つけられるインタビューとなりました。


\BEAU LABO学生パートナーについてもっと知りたい!/

BEAU LABOでは大学生が高校生の探究活動をサポートする学生パートナーを募集しています。ラボディレクターは、3ヶ月間1つのラボを担当するため、マネジメント力やヒアリング力などチームづくりに大切な経験をすることができます。学生同士の交流もあり、仲間を作ることもできるので興味ある方はまずカジュアル面談でお話しましょう!

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