経験と未知との狭間で - BEAU LABO 第13期 ディレクター紹介 vol.08 谷津凜勇 - Inside BEAU
はじめまして! BEAU LABO 第13期で教育ラボディレクターをすることになりました、谷津凜勇と申します。名前がイカついので、ひらがなの「りんゆー」のイメージで呼んでもらえると嬉しいです笑
Who is りんゆー?
他のところで知ってくださっている方もいるかもしれませんが、BEAUに関わるのは今回が初めてなので、自己紹介しておきます。
僕は今年春に東京大学文科3類に入学しました。ピッカピカの(大学)1年生です笑 中高は奈良にある東大寺学園で、学校内で生徒会や文化祭を中枢で動かしたり、学校外で読書教育NPO団体 Dor til Dorを創業したり、色々と精力的に活動してきました。SNSや実績など、詳しくはこちらをご覧ください:https://lit.link/rinyut
最近は、授業にサークルにインターンに…と東大生ライフを満喫中です。表彰文化論の授業とか、ものすごく「ザ・大学の講義!!!」って感じがして最高ですね。情報量が多すぎて理解しきれてないですけど。(笑)
忙しくて死にそうなのは高校時代から変わっていません。
ちなみに、ここだけの話、秋からは米国のカリフォルニア大学バークレー校に進学します。今後も、子どもと本の世界を軸に、教育学、メディア論、社会学といった観点から研究と社会実装に取り組むつもりです。
BEAUという空間
僕が教育に携わる上で大切にしているのは、「一人一人の自己形成・自己実現を促す」ことです。今までも、この視点から社会起業家教育や探究学習のサポートに何度か携わっていますし、この点にこだわるのはBEAUに参画する上でも全く変わりません。
しかし、BEAUが他と違うのは、なんといってもその自由度の高さ。マニュアルや枠組みのない中で、ディレクターはラボに来る高校生たちの学びをゼロからデザインすることになります。自分自身の経験がどれだけ高校生の探究に役立つのか、高校生はディレクターに何を求めているのか、何もかもが未知数で、やってみなければ分からない事ばかりです。
だからこそ、自分の経験知を生かしつつ、本気で目の前の高校生一人一人に向き合う中で、自分なりのやり方を模索したいのです。母校にも探究の時間を本格的に導入するよう訴えかけていたほど、僕は探究学習に大きな可能性を見出しています。探究とは、社会の中でどう自己実現していくのかイメージし、自分らしい生き方を探るのに最適なツールだと考えているからです。高校生たちが思わず探究に没頭してしまう日々を送れるよう、全力でサポートしていければと思います。
BEAUでの挑戦
BEAUでの一番の挑戦は、これまで関わってきた周りの友人とは少し違う属性の高校生と関わることになる、という点です。
東京大学はもちろん、東大寺学園も全国有数の進学校に通っていると、良くも悪くも交友関係はかなり狭くなってしまいますし、「類は友を呼ぶ」式に仲良くなるので、どうしても同じようなコミュニティが形成されがちです。課外活動の界隈でも、私立の中高一貫校出身者が比較的多かったり、首都圏に住む人が多かったりと、やはり属性には偏りが見られます。
一方、BEAUには本拠地・福井だけでなく、全国から様々な高校生が集まってきます。部活に熱中している子や生徒会活動を頑張っている子、校外のプログラムに初めて参加する子や僕よりもBEAU歴の長い子……、探究活動の経験値ひとつとっても通っている高校によって様々です。
そんな十人十色な高校生を前にして、n=1の自分の経験がどこまで通用するのか、一人一人に個別最適化したサポートは可能なのか、一人一人の能力や意欲をどうすれば引き出すことができるのか……、難しいですがやりがいのある挑戦だとワクワクしています。
つい数ヶ月前に高校を卒業したばかりで至らない点も多いかもしれませんが、精一杯頑張るのでよろしくお願いします!!
BEAU LABO 第14期 学生パートナー募集中!
2023年6月18日 申し込み締切
対象:大学生
BEAU LABO 第14期 参加高校生募集中!
2023年6月26日 申し込み締切
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