1日目
2024年9月
お笑いが好きな私が、
ある日深夜に何気なく見ていたおいでやす小田さんのスーパーのレジのコント。
レジの店員のストレスを時間を止めて叫ぶという設定、
それを見た時に、ふと自分もこんなストレスが溜まるあるあるを、日々受け流して忘れていってるなと感じ、忘れる前に文字に起こそうと思いました。
ランチタイム
12時〜13時30分までは、怒涛のピークがほぼ毎日訪れる。
30才を過ぎてから毎回ピーク終わる度に寿命を縮めている感覚に襲われるほど精神的にも体力的にもランチピークは闘いだ。
駅ビルにあるうちの店は、駅を使う新規のお客さんと常連のジジババ達で埋め尽くされる。
うちのお店にくる常連さんはいい人が多い。これは前提。
ただ、飲食店の常連になる人は変な奴が多い。これも大前提。
昔、水曜日のダウンタウンの飲食店でのドッキリでバックヤードの店員を映した回が流れて、お客さんの悪口を言っていた店が軽く叩かれていた気がするが、
そんなの飲食店ホールスタッフからしたら日常。
お客さんからされる嫌な仕打ちの数々に比べたら愚痴をこぼすくらいじゃ採算が合わない。
だから常識的なお客さんのことは心から大好きになれる。
基本的に敬語で受け答えしてくれるだけでOK
接客する時に、こっちの目を見て笑顔なんて見せてくれるもんなら神客
そんな普通の事?と思うけど、普段店員さんの目見て話してますか?
自分がお客さん側になると敬語は使うが、それ以上はなかなか難しい。
SNSで『タメ口の人料金割増』の掲示してるお店見たけど、自分のお店をやるならそれくらい啓蒙活動しないといけないなと日々感じている。
30代を過ぎると歳下だと認識した店員にタメ口使ってくるヤツが徐々に増えて来て、50代以上はベースタメ口。
こっちからすると
初回接客時 『生ビールある?』
これで心のシャッター1枚目閉じる。
話は戻るが、ランチピークには約100〜200人のお客さんが毎日訪れる。
1人1人に構ってられる時間はほんの数分いや数十秒。
〜ピンポーン!〜
「ただいまお伺いします!」
お待たせしましたご注文どうぞ!(あそこの卓の片付けしなきゃ、あの卓はそろそろ食べ終わるからコーヒーの声がけしないと、隣のお客さん席立ったからこれ終わったらお会計…)
『生ビールある??』
「はい!キリンの一番搾りがございます!」
『じゃそれと……
お勧めは??』
……
メニュー置いてあるのに見てないし、決めてから呼べや。ランチでその感じに付き合ってる暇も精神的余裕もこっちにはないし、あなたのせいで他のお客さんが待つ時間爆増してるのだけ理解してくれ。こっちはとことん付き合わざるをえないんだから忙しい時は客側が空気読んでくれ。
…「オーダー入ります!」
…「お待たせしました!お会計○円です」
カバンから財布探し出すお客さん
端数まで揃えて、ポイントカード後出し。
……財布出しとけー!
後ろにどーせバラバラ会計のおばあちゃん集団が控えてるヤバさ分からんのか!
こんなお客さんからしたらなんて事ない行動が私達の精神をかき乱します。
真面目にお客さん待たせないために焦って動いてる店員さんがいる店ほどランチピーク中は日々闘いが繰り広げられています。