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つづけること、やめること、どっちが勇気だろう
ある日高校生だった僕は、20年経った今でも答えの出ない難問にぶち当たった。
つづけること
やめること
どっちが勇気だろう
(Life)
ご存知岡崎律子さんが林原めぐみさんに提供した曲、Lifeでセルフカバーされている。↓↓(Wikipediaにはそう書いてあった)
当時、ささいな失敗や環境の変化についていけず、不登校になりかけた僕は、本当に高校を入学1ヶ月でやめるかどうかの瀬戸際であった。
そんな時に飛び込んできたのが上記のフレーズである。
旧来の日本的考え方であれば、続けることの方が大事と言う意見が多数を占めるだろう。一方で最近の流行で言えばやめてもいいよという声も多く聞かれるだろう。
だが、このフレーズの一番の肝は
どっちが大事かではなく、どっちが勇気がいるのか
というところにある。
誰だって自分の選択が勇気のないものであると認めたくはない。できれば自分の選択は他の選択肢よりも困難な選択であったと認めて欲しい(誰に?)。というわけで、この問題は堂々巡りに入る。
そして以降、このフレーズは僕の人生の至るところで現れることになる。
高校一年生→高校つづける
大学のときのバイト→バイトつづける
会社員→14年間はつづけることを選択した
会社員14年目→やめる選択肢を選択した。
正直言うと、いつだって続けようが止めようがその選択はベストで尊いものだと思っているし、どちらともたくさんの勇気がいる事なんだとわかってはいる。けれどもそれだと面白い答えにはなりそうにないので、もう少し答えを考えてみたいと思う。
まあ、これも続けることになるのかな。
ちなみに、だけどこの曲の一番最後のフレーズはつづける人もやめる人も共通して、本当なんだと思う。
希望を込めて言うよ
抜け出せる日は来るよ
立ち止まらずに歩いていればね
問題はいつもある
胸を渦巻いている
それでも生きている
同じ空の下で
あなたも生きている
ではまたー