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○○歩行と歩行観察がミラーニューロンを活性化し、バランスを改善する?
片麻痺の歩行はとても難しい
難渋することが多くありますよね。
たくさん歩く練習をしているけど、なかなか良くならない。
色々と工夫をしているけど、改善が見られない。
そういったことはよくあります。
今回は歩行訓練の1つのアイデアにも繋がる方法をお伝えします。
特殊な機器も必要としないので、臨床でも応用できる方法だと思います。
後方歩行観察トレーニングとは?
今回読んだ文献は後方歩行観察トレーニングについてです。
後方歩行観察トレーニングは、従来のリハビリテーション療法と組み合わせて、脳卒中患者の歩行とバランスを改善することを目的とした新しい介入方法です。
このトレーニングは、後方歩行のビデオを見る
実際に後方歩行を行うという2つの要素から構成されています。
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ミラーニューロン?
このトレーニングは、ミラーニューロンシステムと呼ばれる脳の神経回路に働きかけると考えられています。
ミラーニューロンは、自分自身がある動作を行う時だけでなく、他人が同じ動作を行っているのを見ている時にも活性化する特殊な神経細胞です。
後方歩行観察トレーニングでは、ビデオを見ることでミラーニューロンが活性化し、その後の後方歩行トレーニングの効果を高めると期待されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1730696577-9aNrm74E8TeZWl3uBHxqbwky.png?width=1200)
後方歩行トレーニングも?
後方歩行トレーニング自体も、歩行とバランスに必要な筋肉を強化し、神経系の制御を改善する効果があると報告されています。
後方歩行は前方歩行とは異なる筋肉の動きを必要とするため、脳卒中によって損なわれた神経回路の再学習を促進する可能性があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1730696664-GrBRdC0eynXOAst1IW637Hlx.png?width=1200)
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