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予測的姿勢制御のスケーリングの変化とは?

転倒をどう防ぐか?
これって理学療法士としては、とにかく様々な手札を持っておきたい分野ですよね。

身体的な側面から介入するのか?
環境面から介入するのか?
神経学的な側面から介入するのか?

みんな色々な得意分野があるかもしれませんが、出来るだけ幅広い知識や技術を持って臨みたいですよね。

転倒ってとても多いし、事故にも繋がるし、広く言えばQOLの低下にもつながりかねない。

今回はそんな転倒を神経学的な側面から考えていきます。

さらにさらにニッチな「予測的姿勢制御」の観点から考えていきたいと思います。

こういう知識があると、臨床での治療介入手段やアドバイス方法など、他の理学療法士とは少し違うアプローチが出来ると思います。


APAスケーリングとは?

いきなりAPAスケーリングという難しそうな言葉が出てきましたが、これそんなに難しい話ではありません。

予測的姿勢制御のスケーリングって話なんですが、海外の文献などではよく出てくる言葉なんですよね。

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