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駐夫生活はじまる

ロンドンへの赴任が決まった妻に帯同するために、仕事を退職し、二人の子供たちと移り住んで、早くも1カ月半が過ぎました。なんとかうまくいっている部分もあれば、まだまだ慣れない部分もあります。

引越しが何よりも大変

今回の引越しでなによりも痛感したのは、引越しがただただ大変であるということ。荷物の選別から梱包、そして新居での荷解きまで、すべての過程において想像以上の労力と時間を要しました。妻は荷物のパッキングを一部してくれたとはいえ、先に渡航してしまったので、一人で家の中を空にしないといけなかったわけですが、本当に大変でした。

駐在員の妻、いわゆる「駐妻」に対する世間のイメージは、優雅な海外生活を送っているだとか、仕事をせずに楽しく暮らしているとかでしょうか。私にもそういうイメージがなかったわけではありませんでしたが、今回の引越しでそれは完全に消え去りました。実際の苦労や努力が見えないところで判断されてしまうのはつらいですね。

現地校に通い始めた子どもたち

現地校に放り込んだ子供たちは、7歳と5歳。日本では小1と年中でしたが、この9月からの新学期ではYear 3とYear 1として通うことになりました。少しずつですが新しい環境に適応し始めているようです。上の子のクラスには日本人の子もいるようで、さまざまなサポートをしてもらっているようです。親としては大変ありがたい限りです。もちろん、他のクラスメートとの間で言葉の壁に戸惑うこともあるようですが、子供たちなりに頑張っているのだと思います。

英語に関しては、小さいころからDWEをさせたり、ここ1年くらいはきょうだい2人でプライベートレッスンをNOVAで組んでもらったりしていました。全くのゼロからのスタートというわけではなかったのは、本当に良かったと思います。

疲れていて仕事にならない

順調に仕事をする妻や楽しく学校に通い始めた子供たちに比べると、私はなんだかな・・・と思う部分がないわけではありません。パソコンさえあれば仕事ができる分野の研究者なので、子供たちを学校に送り届けたあとは、家で仕事をすればいいのですが、いかんせん疲れていて頭が働かないことがよくあります。そして、きちんと時間を使えないまま、あっという間にお迎えの時間になることも。ただ、減点方式で毎日の生活を見ていくと苦しくなるのは目に見えているので、できることを少しずつこなすところから、そして加点方式でやっていこうと思います。

駐在生活はまだ始まったばかり。これからどんな経験が待っているのか、期待と不安が入り混じる毎日ですが、日々楽しく過ごしていきたいと思います。


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inoyo
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