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年末のマラガ旅行など

2025年になって初めての記事投稿となります。今年もよろしくお願いいたします。2024年は妻の駐在で仕事を辞め、ロンドンに家族と移り住むという、自分の人生のなかでもかなり規模の大きなトランジションを経験しましたが、2025年にそれ以上の「びっくり!」が起こらないとも限りません。あまり油断せず、しっかりと地に足つけて生活していきたいと思います。


マラガで光合成

昨年末に投稿したように、クリスマス休暇に家族でスペイン・マラガに行ってきました。マラガには私が高校時代、オーストラリアへ交換留学に行った際のホストファミリーが移住して住んでいるのですが、結婚式に参列してもらった際に会って以来、12年ぶりの再会となりました。Facebookでつながっているのでなんとなくの様子は分かっていたとはいえ、久しぶりにいろいろな話をすることができて、また子供たちに会うのは初めてだったので、子供たちも交えて楽しく時間を過ごすことができました。

彼らとの久しぶりの再会もよかったですが、個人的には日光に久しぶりにしっかり当たることができて、リフレッシュしました。イギリスは北緯51度とかなりの高緯度に位置しますので、冬の日照時間はとても短く、夕方の早い時間には暗くなってしまいます。下図を見ていただくと分かると思いますが、ロンドンの昼間の時間、一番短い12月ですと8時間切りますからね・・・。マラガはそれよりかは日が長く、日光を十分に浴びることができました。

東京都、ロンドンにおける昼間時間を比較
© WeatherSpark.com

シーフードがとにかくおいしかった

マラガ市内で仕事をしているホストブラザーは、若い世代が好きそうなイケイケのレストランをよく知っていて、いくつか教えてもらって一緒に行くことが出来ました。パエリアや生ハムはとてもおいしかったですし、特にPulpo a la Gallegaというタコの料理がとてもおいしかったです。ちなみに、El Pimpiは俳優のアントニオ・バンデラスもオーナーの一人だそう。

Pulpo a la Gallega

本当はアタラサナス中央市場の中にあるタパスバー(立ち飲み店)にかなり心奪われたのですが、子ども2人がいて立ち飲みでゆっくり楽しめるわけがないので、泣く泣く断念しました。子どもたちが大きくなってからマラガに戻ってこないといけない理由が出来た気がします。

ピカソ美術館

そういえばマラガは、ピカソの生誕の地でもあります。実際はマラガに住んでいた期間はほとんどなかったそうなのですが、ピカソミュージアムがあり、ピカソの作品を見ることができました。

私は芸術に詳しいわけでは全くないので解説などはできません。とはいえ、せっかく子供たちと美術館に行ったのであれば「元を取りたい」と思い、展示されている絵画や彫刻を見せて、そのタイトルを子供たちに考えてもらったうえで、実際のタイトルと見比べてみるという遊びを以前思いつきました。今回もピカソの作品を見ながら、いろいろなタイトルをつけてもらいました。私は、ハリウッド・ザコシショーの誇張芸はピカソに通じるに違いないとかどうでもいいことを考えながら鑑賞していましたが、子供たちは子供たちなりにいろいろなタイトルをつけたり、勝手な解釈を開陳したりしながら楽しんでいました。

ペッパピッグ?

そういえば現地の小学生のグループが、博物館の学芸員に絵画を解説してもらいながら、作品の解釈を話し合っていて、とても贅沢な図画工作の時間だなと思いました。


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