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いまの業務内容、職場や人間関係、待遇に不満がない人が「転職」を考えたほうがいい〈5つのサイン〉
少し前のデータですが、エグゼクティブの転職意向について独自に調査したところ、58.7%が「転職を考えている」ということがわかりました。
経営者JP総研「エグゼクティブの転職に関する意識調査」2018
その後のエグゼクティブ転職市場の活況をみるに、現在ではさらにポイントが上がっている可能性があります。
6割のエグゼクティブが転職を考えていますが、では実際には、どのような状況ならば転職を考えるべきといえるのでしょうか。転職はそもそも、慎重に進めるべき「大事(おおごと)」であり、多くの場合、勢いに任せた転職活動は失敗に至ります。
「社外異動」すべき2つのサイン
前向きに転職を考えるタイミングとして、勤め先を変える「社外異動」が望ましい2つのサインがあります。それは現在の職場において①「これ以上の成長可能性がない」、②「達成したかったことを達成できた」という場合です。
「環境変更」が有益なケースのサイン
前向きに転職を考える第3のタイミングとして挙げられるのは、③「環境を変えたほうがよい状況」です。
「社外逃避」が積極的に認められる2つのサイン
「社外逃避」すべき2つのサインとは④「現在の仕事を続けると、悪癖が身につく(と気づいた)」、⑤「職場が不健全な状態に陥っている」です。
それぞれについての具体例、詳細は以下の記事をご覧ください。
仕事において「行き詰まり」を感じたとき、まずみつめ直したいのは、自分で大切にしていることであり、自分の仕事上のテーマ(パーパス)です。それが現在の職場にないのであれば、それは転職を考えるべき明らかなサインです。
転職の成功には「正当な理由」が不可欠です。誰もが納得する、なによりも自分自身が納得できる転職理由を携えて、転職活動に臨みましょう。