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仕事術:第2回PDCAは回らない 原因と対策でPDCAを武器にしよう


今回はPDCAが回らない理由と、どうすればPDCAを回すことができるかを書いてみたいと思います。
また、私がPDCAが仕事の基礎だと思う理由も書いていきます。

PDCA(Plan-Do-Check-Action)とは、計画を立てて実行し、それをチェックして改善する手法です。

PDCAを回すことは、何らかの目的を持って行動することを意味します。
ここでやりがちなのが大きな目標に対して計画を立ててしまうことです。
大きな目標は非常に重要ですが、PDCAは大きな目標に向きません。

なぜなら、大きな目標は1年や半年といった期間が必要となり、年に1回か2回しか改善が進まないため、PDCAのサイクルが圧倒的に少ないからです。
また、こういった大きな目標に対して私たちはPDCA自体を忘れてしまいます。

もう一つのPDCAがうまく回らない理由は、Planという言葉にあると私は考えています。
私たちは、Plan・計画と言われると、すぐに日程表を作成することに没頭してしまいます。
計画ができるとなんだか仕事した気になるもんです。

PDCAをうまく回すためにはPlan・計画を立てないことです。
私はPlanをPurpose(パーパス・目標)に置き換えることにしていました。
このパーパス・目標をいかに小さくしてPDCAを回して小さな改善を積み上げていくかがPDCAを回すコツです。

今週の課題や今日やることといった目の前の課題に対して、PDCAを回すことをおすすめします。

例えば、今週末までにプレゼン資料を作成するという課題に対して、今日は全体構成を考えるという課題を設定します。

具体的には、今日のPDCAでは、全体構成を考えるために必要な要素や目的の整理、達成すべき目標、超えなければならないハードル、達成後の利益、必要なリソースなどのストーリーを考え、資料の枚数や順番を大まかに決めることです。

そして、今日の業務(Do)終了時に、Checkとして実際にどこまでできたかを振り返ります。
それに基づいて、Actionとして明日の挽回策や進め方を考え、どのような取り組みをするか計画し、明日のPurpose目標とします。

このように、PDCAを活用して日々の業務を改善していくことが重要です。
小さな課題に対してPDCAをどんどん回し、効果的な仕事の進め方を見つけ出しましょう。

朝に今日やることの確認とどこまでやるかの明確化、
終業時にどこまでできたかの確認&改善ををすることが必要です。
これを確実のものにするために、4行日記を1日のPDCAとして記録することをお勧めします。
4行日記を積み上げていくと週に5回・月に20回・年に240回の改善ができます。
あなたの仕事のスキルは大幅にアップします。

日々のコツコツとした積み上げこそが大きな目標を達成する唯一の道です。
毎日のPDCAが仕事の基礎だと私が考える理由です。

さて、今日はこの辺で
知識をinput 知恵をoutput
inoueでした。

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