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スゴい実績がないと教えられない語れないと思っている人へ

ネット界隈やSNS界隈を見ていると、なにかを教えたり、なにかを語ったりするには、スゴい実績がないといけないように思ってしまう。

元◯◯でトップになったとか、
年商◯◯億だとか、
SNSをブン回して月商◯◯万円とか、
フォロワー◯◯万人のインフルエンサーとか、
YouTubeでチャンネル登録が◯◯万人とか、
これまでに◯◯万人を指導してきたとか、
著書が◯◯万部とかとか、

そういう実績を掲げた猛者たちが、ネット上にはわんさかいる。もちろんネット上に限らず、TVや雑誌、周りの知り合いの中にも、猛者たちがわんさかいる。

そんな猛者たちを見ていると、「わたしなんて、、別になんにもないです… 」となってしまうことが多い。僕自身もそうだった。いろいろ試行錯誤はしてきた。ちょこまかと、いろいろなことができたりはするが、でも、なんだか突き抜けた成果や実績のようなものがない。

だからこそ、なにか明確にわかりやすい「スゴい実績」をつくりたいと思ったりしていた。

ブログとか、YouTubeとか、インスタとか、このnoteとか、なにかでフォロワーが何万人いるとか、そういったわかりやすい実績をつくらないと、なにかを教えるとか、なにかを語るとか、そういったフェーズには行けないんじゃないかと思っていた。

ところが、そうではないことに気付かされる出来事があった。

スゴくなくても、いけるかも…

去年の梅雨ごろ、いつものようにスマホでSNSを眺めていると、「デザイン経営講座」という四角い画像がポンッと目の前に現れた。

よく見ると、奈良の生駒市が主催となって開催している「ILBH(IKOMA LOCAL BUSINESS HUB)」という講座だった。「デザイン経営?なんだか面白そうじゃないか」と参加してみることにした。


そこから約8ヶ月、その講座に月1〜2回通っているうちに、気づいた。周りの受講生と会話を交わす中で、気づいた。

「あれ、もしかして、いまの自分のまんまでも、お役に立てるのかも。」と。

スゴい実績があるわけでもない。
ものすごい飛び抜けた能力やスキルがあるわけでもない。

でも、これまでに、いろいろと自分なりに試行錯誤してきたことはある。

そこで気づいたことや、周りの人よりもちょっと上手くできるようになったこともある。失敗したから気づけたことや、初めてやるなら「こうやったほうがいいよ」と伝えられることもある。

それを、ただ、周りにいる人に教えることで、どうやら喜んでもらえそうだぞ… ということに、講座に通いながら気づいていった。

周りにいる受講生の方々は、それぞれに、それぞれの分野で仕事をしてきたプロ。その分野には詳しいけれど、それ以外の分野には疎かったりもする。

僕もそうだったが、同じ業界の人と話すことが多いと「こんな自分のレベルじゃ、まだまだ人に何かを教えたり語ったりするなんて… 」と思ってしまう。

ところが、まったく違う業種の方々がいる場所で、サラッとした会話ではなく、がっつりとしたセッションのような会話を重ねていったことで、自分がお役に立てる領域があることに少しずつ気づいていった。

「たしかにこの方はこの分野の経験や知識があって素晴らしいが、この部分は少し苦手としている。そこは僕が得意として仕事でもやってきたことだから、お手伝いできそうかも。」と、自然と思えるようになっていった。

「ILBH」という講座で得たことや、デザイン経営を学んで得た気づきは、また改めて書いていきたいと思うが、

この講座で生まれたこ゚縁から、今度、生駒市で11月23日(土)に開催される「学びのマルシェ」というイベントにブースを出させてもらえることになりました。

https://manabinomarche.my.canva.site/

ここで何のブースを出すかというと・・・

こちらの「スマホだけで動画編集してみない?」のミニ講座。

(事前予約もできますんで、ご興味のある方はこちらからどうぞ)

なにか教えられることがあるんだろうか…

「イベントでブースを出しませんか?」という話が出た段階では、「なんか出したいけど、なんか教えられることあるかなぁ…」となり、いまひとつ煮えきらなかった。

しかし、講座のなかでの気づきもあり、そんなにスゴいことじゃなくてもいいと思えるようになっていたので、「スマホで動画編集するとかぐらいなら教えれるけど、どうですかね?」と周りに言ってみたら、

「え、そんなの私が受けたい!他にも受けたい人いると思う!」という反応が数人からあり、「あ、だったら、これでブース出します〜!」という流れになった。

スマホで動画編集する方法なんて、ネットで調べればいくらでも出てくる。だからそんなに求められてないんじゃないかとも思っていたが、これはちょっとした勘違いがあった。

たしかにネットで調べれば動画編集をする方法は出てくるし、それを見ればわかる。じゃあ、それを見たり、時間を使ってやるかというと、そこまではしない。

とはいえ、なんとな〜く「スマホで動画編集とかできたらいいな〜」とは、うっっっっすら、脳内の0.2%ぐらいでは思っている。で、イベントとかで、たまたまブースがあるなら「受けてみよっかな〜」となる。もしくは知り合いが、そういう講座をやるよ〜とか聞いたら「受けてみよっかな〜」となる。

必要に迫られている人は、ネットで調べて、すでにやっているが、こういうイベントでブースを出すとか、リアルで知り合いが講座をやるとかは、そっちの文脈じゃないのだ、とやり始めてから気づいた。

だから、ここでは「スゴい実績」なんてなくていいのだ。「それができる」ということがわかっていて、ちゃんと教えてくれればいい。なにも全員が運転をF1ドライバーに教わる必要はないのだ。

というわけで、11月23日に向けて、講座の準備を進めています。30分の講座なので、そこだけでは収まらないな〜と思って、続きを教えるプレゼント動画とかも作ろうかな〜とか妄想中(そこまで出来るかわからんが…)

というわけで、「学びのマルシェ」よかったら来てみてください。他にもいろんな学びのきっかけになるブースもありますんで。


スゴい実績なんてなくてもいい。あなたは、あなたがこれまでにシコウサクゴしてきたことがある。それを周りにも、ちょっとおすそわけ。そんな感覚から始めてみればいいんじゃないかと思いまする。

ではまた。

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