仕事のあり方について考える

コロナ禍で仕事が激減した4月、5月頃に仕事について色々考えました。結論から言えば、いまだに答えが出ていないのですが、もう一度あらためて考える上での材料とするために、色々考えたことについて少し書きたいと思います。

まず、何度か書いていますが、私の仕事は基本的にお客さん(多くの場合エージェント)から依頼されるのを「待つ」仕事です。私はコロナ禍になる随分前から、こういう「受け身」の仕事を変えたいと考えていました。ちなみに私はいわゆる営業ということはほとんどしていませんが、もっと積極的に営業して仕事を取れるようにしたいといったことを考えているわけではありません。仮に営業したとしても結局仕事の依頼が来るのを待つということには変わりなく、なにもせずに仕事を待っているよりはましだという程度です。

私が考えているのは、もっと根本的に仕事のやり方を変えるということであり、簡単に言えば、仕事を待つのではなく、自分でサービス(または商品)を作ってそれを自分から売るというやり方ができないものかと考えています。あるいは、自分でサービスや商品を作るのではないとしても、自分からサービスや商品を提案するという形で仕事ができるといいなと考えています。

まだ具体的なサービスや商品は考えられていませんが、今までやってきた翻訳や通訳という仕事を土台にして、ただし、従来の仕事とは視点を変えることにより、様々なサービスを考え、作ることは可能であると考えています。

私は少し自分に甘めに言ったとしても人並みに怠け者です。怠け者なのですが、楽をして稼ぎたいと思っているわけではなく、もっと能動的に、また、長く続けられるような仕事がしたいと思っていて、そのためには今の仕事のあり方はやはり変えなければいけないと思っています。そういう意味では、私にとってはこのコロナ禍は仕事のあり方を変えるまたとないチャンスですので、このコロナ禍のうちに具体的に何か始めないといけません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?