はじめてのみょうが収穫
これが「みょうが」です。お蕎麦の薬味でよくついてくるネギみたいなやつです。
このままだと見慣れない植物ですが、これをそのまま食べるのではなく、ここから「みょうが」が生えてきます。
「みょうが」は、葉になるのではなく、根元の土から生えてくるそうです(根で増える植物だから)
しかし、待てど暮らせど生えてこず・・・
1年目は収穫できないこともある、と聞いていたのであきらめていました。
そんなある日、なにか根元にピンクの・・・
みょうが!
こんな風に出てくるんですね。
なかば諦めていたのでうれしい
スーパーで売っているものよりだいぶほっそりしていますが、2つ収穫できました。
調理
和風パスタにいれてみました。
姿は見えませんが、みょうが独特の風味がしっかり感じられました。
「みょうがを食べると物忘れをする」
なんて言い伝えがありますが、食べても当然影響はありません。
なんでも、昔お釈迦さまの弟子に、自分の名前も覚えられないほど物忘れがひどい人がいたそうです。お釈迦様は弟子の名前を書いた旗を、弟子に背負わせて覚えられるようにしてあげたのですが、弟子は結局覚えられないまま生涯を終えました。そのお墓から見慣れない草が生えてきたので、「名を荷う」から「名荷(みょうが)」となり、物忘れの故事になったとか。
みょうがにとっては、とばっちりですね・・
物忘れをすることはありませんが、ごくごくまれに肝蛭という寄生虫が付いていたという事例が。
知らなかったのですが、肝蛭はヒツジやウシの肝臓に住んでいて、その糞で汚染されたものを食べると人にうつるそうです。クレソンなどにもつきます。
スーパーで売られているものや、家庭菜園でちゃんと管理しているものに関しては虫がつく余地が無いと思います。しかし、みょうがに限らず土壌汚染によって生じる感染症のリスクが、どの野菜にもあるという事は覚えておきたいですね。野良猫や野鳥が庭に遊びにくることもしばしばですから。
みょうがは増えすぎて困る!といわれるほど増えるらしいので、
みょうが大好きな我が家では来年の収穫も楽しみにしています。
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夏のあいだ、たくさん遊びに来ていた蜂たち(庭作業が怖かったです)の姿もだいぶ少なくなってきました。
今日はやせた1匹だけでした。
夏も、そろそろおわりです。
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