終わりが来る朝。
ようやく週末ですね~。
今週も、よく働いた。夕ごはんは鍋でした。
私の推しが、最近、SNSに自分の身体の不調について投稿していたんですよね。
まあ、職業病的なやつです。
前々から公表していることで、今回も特に深刻な様子ではなく、普通の感じの記事。
しかしそうは言っても身体の不調のことなので、コメント欄には、ファンの人たちの心配の声があふれていました。
でも、と思うわけです。
でも、彼のその不調が、彼に作らせたものがあるわけです。
とても素晴らしい作品たちが。
創作するひとは、もしかしたら同じ感覚を持っているかもしれないですが、良い悪いというのはある面では確かにあるのだけれど、それとは別の次元で、すべての経験は等価なんですよね。
不調=悪いこと、ではないんです。
すべての経験は、等しく創作のみなもとになるし、人生を豊かにする。
俯瞰する視点というか、終わりから振り返る視点というか。
日々の喜怒哀楽はきちんとあって、毎日いろいろな感情に忙しなく揺られます。
でも、精神の一部は、常にここではないどこかを希求して、命の終わりをじっと見つめています。
そして、命の終わりから、じっと、見つめています。
終わりが来る朝に。
私たちは、どんな夢を思い出すのでしょうね。