病を必要とするひと。
最近、父親から連絡があり、前と別のところにガンが見つかったとのこと。
前のときは、結局、ガンだったのか違ったのか、はっきりしなかった。
(結果は明白だったのに、父親がもごもごしていただけなのかもしれないが。)
父親のメッセージを読んで、直感的に、「ああ、この人には、病が必要だったんだな」と思った。
私は(たぶん多くのひとり旅好きな人と同じように)自分の直感を信じるタイプ。
母親が被せるように「ガンと言っても軽いものである」と伝えてきた。
そうでしょうとも。
父親は自分に酔うタイプだけど、自己肯定感/自己効力感が低いので、自分を物語の主人公だと思うのに外部の力を必要とするのだろう。
そこで都合よく現れた、軽いガン。
いや、これ、たぶん、病院通いが正当化されて、かえって長生きするパターンじゃない……?
本人は「病と闘ってる自分」という役割を手に入れ、生き生きと暮らしていくことでしょう。
ううむ。
まあ、自分もこれを機に帰省の頻度を上げようと思ってるけどね〜。
都合が良いから。
ちなみに、私は(たぶん多くのひとり旅好きな人と同じように)ナチュラルに自分のことを主人公だと思っているタイプです。
主人公になるには(話のスジ的に)失敗が必須なのに、父親は失敗を嫌がるんだよなぁ……。
父親以外にもそういう人いるけど、やる気あるのかな???