指示待ちの部下を減らす9ステップ


指示待ち人間ばかりで困る、、、そんなことでマネジメントに悩んでいる人におすすめの本があります。


優秀な営業マネージャーにこれまで200人以上取材してきましたが、その方達にも共通していた方法でもあります。


有能な営業マネージャーに共通すること、
その例を挙げれば

「答えを先に教えない」
「説明が少ない」
「任せる範囲は的確」
「考えたくなるシチュエーションを作る」
「まずやってみせる」

などです。
なぜ、こんな傾向をもつリーダーがたくさんの優秀な営業マンを育成するのか?

それが、ちゃんと言語化できなかったのですが、この本を読んでから、しっかりと実践に移せる言語化のヒントを得ました。


これまで、営業リーダーの課題図書に設定したのは、「リーダーの仮面」だけでしたが、2冊目の課題図書にします。理由はすぐに現場で活かせそうだから。


優秀な上司ほど指示が的確だし、細かい。
すると考えない部下が量産されます。


とはいえ、任せる範囲が大きすぎるとメンバーは何をしていいか分からず、または道を大きく間違えて、会社を死に至らしめる失態を犯すこともある。



その本から抜粋した自分で考える部下を育成する9ステップ。
これはまさに今のうちのリーダー陣に身につけて欲しい育成方法だと思いました。


自分で考える部下の育て方

1……まず「これ、分かるかな?」と尋ねる。   

2……自分が見本をやってみせる。   

3……本人に実際に一回転だけやってもらう。途中で口を出さない。   

4……作業を終えたと言ったら、「本当に忘れてるの、ない?」と注意を促す。   

5……できているのを確認したら、「作業が終わったら声をかけて」と言い残してその場を離れ、残りの全ての作業をやってもらう。   

6……「終了しました」と報告してきたら、出来をチェック。事前に伝え損ねていたことがあれば謝罪し、もう一度やり直してもらう。   

7……問題ない状態になったのを確認できたら、教える作業はいったん終了。以後、その作業が発生する度に、何度も作業を繰り返してもらう。   

8……慣れた頃に手順をきちんと憶えているか、成果物に問題がないか再チェックする。   

9……手順もすべて頭に入り、成果物も問題がない状態が繰り返されたら、その作業はもう任せていい状態に入る。

その本は以

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