ビジョンの語り方
今日は社内メンバーに向けたメッセージを公開します。
経営者や人を束ねるリーダーに必要なことはビジョンを語ること。
ビジョンをメンバーの腹に落とせれば、現場の推進力は上がる。その事例です。
シチュエーションは月次の営業会議前に送った内容。
以下本文です。
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皆様、お疲れ様です!!
今日の会議の参加前にマインドセットしたいので、長文ですが以下を読んで参加する様にお願いします。
すべての改善の目的はミッションの在り方で過ごし、ビジョン達成のプロセスです。
ですので、あらためて、私の会社を作った目的やビジョンについて話します。
この前提をインストールしてるかどうかで、会議の発言の質も変わりますのでご覧頂き参加くださいね。
私は営業を面白くすると言うミッションを掲げて会社を創業しました。その思いは営業嫌いな若者が増えていることに危機感があったからです。
前職で50大学ほどの就職教育に関わりました。その中で大学生の営業嫌いの現場を目の当たりにしました。
営業ってどんなイメージ?
と聞くと、
・人を騙して売ること。
・自社の都合のために売り込む。
・売るまで帰れない仕事。
・お願いして買ってもらう仕事。
などなど。あまりにも本来の営業職の価値を理解していない若者たちが多いことにショックを受けました。
私自身若い時は営業と言う仕事を全く知らず、それこそ学生が持つイメージのように、騙して売る仕事と捉えた時もありました。ですがリクルートの偉大な営業の方と出会い、営業=問題解決、しいてはビジネスを作る出発点。と言うことを学び、私自身もそれを必死に勉強して、本質的な営業力=問題解決能力を身に付けられたと自負しています。
その力をつけてから、お客様からご紹介が相次ぎ、リピートが相次ぎ、そして感謝され、自分の低かった自己肯定感がどんどん高まっていくと言う経験をしました。
その結果200名の会社の役員に昇進することができたのです。
私の人生は一変しました。
劇的に変わりました。
私の商品を買ったお客様は親密になり、自分の貴重なネットワークになりました。
私自身も多くの偉大なお客様に囲まれ、人格が向上していきました。
そしてその結果、プライベートでも人生が充実してきました。
営業と言う仕事に出会えなければ、私は本当に社会に迷惑をかける存在だったかもしれません。
大げさな話ではなく、実家の両親から上京するときに言われた言葉は、
「犯罪だけは犯さんでね」
と言われたほど、荒れていたんです。
そんな自分の人生を劇的に好転させてくれた仕事が営業です。
本質的な営業に出会えた。それが私の人生を変えました。
しかし世の中には、本質的な営業を社会に広めようと言う気概を持った人はあまりにも少なすぎます。本質的な営業力がないことによって、人生の選択肢が狭まり、ひどい人は自殺に追い込まれる人もいます。
私は人の人生の選択肢を増やしていく、自分で決断できる状態で仕事ができる。そんな人々たちを増やしていきたい。
それを推進することが、営業という仕事に対する恩返しでもあります。
じゃあ、具体的に「営業を面白くする」をビジネスにするとはどういうことか?
まずは、働く環境のマッチングで人の力を最大化したいということです。
人の強みや目指すあり方、大事にしている価値観を十分に発揮できる職場を提供することで、イキイキする人を増やしたい。
これが営業職に特化した人材紹介ビジネスです。単純に営業職を右から左へマッチングする事は我々の目指す姿ではありません。人の持つポテンシャル、潜在能力や、人が思い描くビジョンや、自分がとても大事にしている信念や価値観それを発揮できる環境を用意したり能力を磨く機会を提供する。
こんなことを念頭におき、コンサルタントがしっかり1人の求職者を深く把握した上で転職先の企業をご紹介していくと言うあり方。
求人企業においては、創業者がどんな思いでこの会社を作ったのか?この先どんな世界を実現したいと思っているのか?今何を大事にして会社を経営しているのか?どんなビジネスでどういうキャッシュポイントの上でどんな成長戦略を具体的に描いているのか?どんな人たちを育成していきたいのか?採用していきたいのか?上っ面の企業のハード面だけではなく、地上の内面を深く理解した状態で、会社の実現したい未来を推進する転職者をマッチングする。
今、成し遂げないといけないことはこんなこと。それを実現できるようにイノセルのコンサルタントがあり方を磨いていく能力を磨いていくことを求めています。
もしあなたが転職をしたい時や、社員を採用したいと思った時に、こんなスタンスで支援をされたらどういう風に感じますか?
嬉しいと思いませんか?
残念ながら人材紹介の業界にはこのようなスタンスを持って誇りを持って仕事をしている人はとても少ないように感じています。
その結果、望まない採用や望まない転職をする人たちがたくさんいらっしゃること、こんな現場を目の当たりにすると怒りすら感じます。
まずは私たちが目指す世界は、営業が面白いと入社後も感謝されるような仕事です。
そして採用した企業にはこんな良い人材を採用できて本当に感謝しています。そんな言葉をもらうことが我々の仕事の意義です。
あなたは1人の求職者にそんな姿勢で接していますか?
あなたは1求人企業にそのような思いを持って支援をしていますか?
また、そもそも、弊社の契約先企業で内定承諾をうめないことは自己満足の仕事をしている可能性があります。
売上は、そんなあり方を体現してるかどうかのリトマス紙でもあります。
目標を達成していない人は、「あなたの提案はお金を払う価値のないレベルの問題解決」をしているということでもあります。
私がイノセルの社員に求めたいことは、後日人事ポリシーをまとめていきますが、イメージはお客様に自慢できる社員を増やすことです。
なんであんなにヒアリングできるの?
あんな提案、エージェントから聞いたことない!
こんなレベルの高いエージェントがいたなんて、、、
めっちゃビジネスリテラシー高いね。
頭いいねー!!
営業採用における知識量がすごい!
営業のキャリア形成でこんなに専門知識持っている人に出会えてよかった。
こんな言葉を社員がもらえたらゾクゾクします!
今日のすごい会議では貴重な皆の時間を使います。一流の営業の在り方で、そして一流の営業戦略コンサルタントの在り方で、思考し、ガンガン発言してください。
発言の量と質、というアウトプットでチーム勝利のために120%集中しましょう。
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