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【35歳OLいのさん】港区から移住したお話。~鎌倉ライフのはじまり~
Cover photo by ino
昨年度から続くコロナ禍によって移住した人は非常に多いようです。
移住をきっかけに、当然ライフスタイルも変わりますね。
今回の私の移住話は、コロナがキッカケではなく、元々移住を決めていた上での話ですが、今後の自分自身のライフスタイルについて考えている方に、ひとつのきっかけになれればなと思い執筆してみました。
上京してきた10代の頃から鎌倉移住までは、長いこと都会の生活をしていました。
鎌倉に引っ越すまでの約5~6年は港区に住んでいたので、どこに行くのも何をするのも、とても便利な場所だったのですが、長年東京にいた私が何故移住したのか。
また、どのようにして移住生活を実現していったのかを、時系列にコラムとして書いていこうと思います。
移住を決めた時
鎌倉へ移住してかれこれ1年になります。
移住したいと思ったのは、3年前になります。(2018年頃)
キッカケはサーフィンを本格的に始めた事でした。
私の頭の中には、鎌倉に移住したらこんな生活にするという目標がありました。
その目標の達成の為には仕事を変える必要もあったし、ライフスタイルも変える必要がありました。
理想のライフスタイルにするには、当時の自分だと時間がかかると思っていたのと、海外に移住する夢もあったので、もっと先だろうなぁ〜と思い込んでました。
話は戻って3年前というと、私はカフェをとある企業の出資を受けオープンしました。
お店をやっていたときは、お店の近所に住んでいた事もあり、お店が閉店してからも遅くまで残っては作業する日々。立ち上げたばかりだったので、プライベートの時間がほぼない状況でした。
そういったこともあり、移住は厳しく通勤時間等を考慮すると厳しい状況でした。
仕事自体は、初めての飲食店経営に試行錯誤を繰り返し、毎日が一杯一杯だったこともあって、重くのしかかる責任感という義務感で日々を過ごしてました。
特に最後の半年は諦めたく無い気持ちと、目の前の現実をどう判断するかという段階だったので苦しかったです。
ちょっとずつ始めた行動
勿論。悪いことばかりではなく。
その時は"Vegan"という言葉の浸透はまだ狭かったこともあり、メディアへの露出は多めだったと思います。
TV、新聞、雑誌、Webメディア、ラジオ、本などと一通り経験させていただきました。
ブログ観覧数、インスタフォロワー数の割には、そこからのお仕事をいただくことが非常に多かったなと思います。
当時のことを、今分析するならば、オリンピック前で急速に進む食のインバウンドの中で当時のトレンドでもあった"VEGAN"という正にトレンドに引っかかったのだろうなぁ〜とぼんやり思ってます。
特に、お店の場所は大使館が密集する広尾であった事や、駅ホームの地図看板にも広告を出していたこともあり必然と店の知名度は上がっていきました。
この時の私は、おそらく"広報"といった業務を、SNSを使い無意識のうちにやっていたと思います。
メディアに露出し広報こそ上手くいってはいても、お店は港区のど真ん中。
当然物価は高いので、単価の低いカフェ業態ではPLコストは見合いません。
そして責めている"VEGAN"というジャンルでもあるので客層も狭いです。
(特に広尾は難しい場所とされています)
お店を閉店しようと考えながら仕事をする日々の中、私には何ができるんだろう。。。?
エンターテイメント、接客や営業といった現場主義な仕事ばかりの私には中々、アイディアが湧きません。
そんな私には、将来の目標を立てることが必要でした。
こんなこと言ったら、もっと真剣に店を経営しろって言われると思うんですが、自分を保つために必要だったんです。
そこで、ネガティブな現実にフォーカスを当てるのではなく、自分の好きなことやライフスタイルを描いてみました。(現実逃避)
海沿いに移住したいな。
自然のある、のんびりした場所に身を置きたいな。
文字書くの好きだな。
また作詞や作曲したいな。
情報集めるの好きだな。
人とお話ししたり繋がるの好きだな。
そんなことを考えながら、SNSをぽちぽちしていて見かけた広告にクラウドワークスが載ってました。
そこで一回1500円とかでYouTubeのシナリオライターや、台本作成を少しずつやり始めます。
偶々昔の作家の友達からも作詞のコンペの仕事を回してもらうなど。
いろんなきっかけが重なり、また文章を産み出すということを始めました。
誤字脱字は多いし、今でも文章が偶に変な時ありますが。
実践。
実践。
実践のみです。
ここで、私流のいち早くしたい仕事をするためのコツとして。
やったことなくても少なからず数百円でも仕事で引き受けること
をお勧めします。
何故なら常に自分のレベルよりも二個上のことをすることが自身の成長に繋がるからです。仕事なので必然と調べなくてはいけないし、期日を守らなければなりません。当然ギャラも安いので、ちゃんと主体となる仕事をやりながらの取り組みになります。あくまでもドMの方のみのおすすめになります。w
店は閉店、さてどうする?いのちゃん
店の閉店を決め、次の仕事をどうするか決めてはいなかったのですが、気づいたら家の退去届を出していました。w(衝動的に)
その時住んでた家は退去まで3ヶ月の時間があったので、この時間は少々苦しかったです。
出費を抑えるために、店の人件費も削減したり等切り詰めてたので、また腎臓を壊し、顔はパンパン。謎の湿疹。高熱。
最後にはまた入院してしまいました。
あぁ私。多分もう住む場所都会じゃないな。
と気づきます。
そして念願の移住をしようと、実はビザの申請準備もしてました。
場所は、鎌倉かハワイか。
この二択が私の目標でしたが、コロナ禍によりハワイは全て真っ白、そこで鎌倉移住にしたんですね。
因みに、この時の収入は本当にありがたいのですが、当時のお店のお客様と取引先がコンサルの仕事を頂きました。
そしてその後に直ぐ、兼ねてより業務委託をしていたとあるIT企業に拾われます。これも全てブログのお陰です。
実際移住ってどうなの?
私の所属する会社は東京にオフィスがあり、2nd workのクライアント様方も東京です。要するに基本的にオフィス自体は、東京になります。
どちらも、毎日必ず出社しなくてはいけないわけでは無いので、下手したらずっと家にいることも可能です。(※取材以外)
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仕事をするには生身の空気感や社会に触れていることも大事だと思うので、週に1回出社してます。
移動中は仕事や読書をしているので、そこまで苦痛では無いのですが。
夜遅くまでは東京にはいられないので、早めに帰宅します。
それでも。
なぜかこの生活の方が私には合ってるんです。
お酒も、昔ほど飲めなくなったのも大きいかもしれないですね。
朝起きてお散歩して。
窓を全開にしてお掃除して。
観葉植物たちにお水あげたり。お気に入りのコーヒーをドリップして。
トンビが鳴く空の下で、パソコンカタカタしてるのが最高なのです。
さいごに
最後まで見てくださった方は、きっと気づいたと思うのですが。。。
今回の私の移住話は、正直年密な計画は立ててませんでした。
ただ、自分の妄想(?)と思考に従って。
足りないことはスキルとして付けれる場所を探し。
人とコミュニケーションを積極的にとることによって実現したという
なんともぼんやりとしている、引き寄せ人間になります。
ただ一つだけお伝えしたいんですが。
私。
すごく情熱的なんですよね。
これしたいと思ったら、めちゃくちゃ情熱的なんですよ。
絶対に形にしないと気がすまない性分なんです。
だって限界ってやっぱり自分で決めるものなんです。
限界を自分で決めないのなら、あなたは何者にでもなれる。
そう信じてます。
だって私は歌手になりたかったから上京して。
歌手になったけど、売れなくて。
海外に行きたいから海外に行って、留学や仕事も経験した。
そして、カフェを出したかったからカフェを出したし。
PCで仕事をしたかったからIT企業に入れて、サーフィンが好きだから
サーフィンの仕事をしてるんです。
行動すれ、叶えることが出来るんですよ。
引き寄せはスピリチュアリな話でもなんでもないんです。
自分がそう思ったからそうなったんです。
話それましたけどww
あなたが移住したいならできますよってことを伝えたかったんです。
私、今とっても楽しいですよ^^
(無理矢理終わったなーーーwww)