目が覚めたら時計の針は朝10時を指していた。一瞬ひやっとするもすぐに仕事が休みであることを思い出し安堵。束の間の二度寝を試みるが時間に縛られない日に限って目が冴えてしまうもので、結局体を起こして近所のカラオケ店に向かった。「10:59までに入室で室料10円」という謳い文句に躍らされ息を切らしてまで駆け込んだものの、店員曰く「ドリンクバー代500円がかかりますので、11時まで待っていただいた方がお安いですよ。」とのこと。どうやらわたしは無駄に寝起きで走っただけの人になってしまっ
もうそろそろ私は自分が文章を書ける人間だと錯覚するのをやめて、本当に書き始めようと思う 努力しないまま自分に期待することにも飽きてきた頃だ 作文が得意だった子どもの頃の私はもういない 句読点も改行も「〜たり」は二度繰り返して使うことも知らなかったことにして 感動のストーリーもへったくれもない毎日をここに綴りたい それにしても今日は最悪な一日だった 通勤時、一度目の乗換駅でいつものように朝食を買おうとしたら財布がないことに気づいた 辛うじてPASMOに入っていた700円のうち
(このエッセイは2019.11.05に投稿したものです。誤って消してしまったため再投稿いたします) ☽・:* 卒業前に後輩が自分のはてなブログのURLを教えてくれた。Twitterの別アカウントと連携された匿名のもので「知り合いには他の誰にも教えてない」らしい(今でもそうなのかは知る由もないが)。読者登録させようとしてきたけれど、「気が向いたときに見るから大丈夫だよ」と断った。 あれは一体どういう風の吹き回しだったのだろうか。「読んでもらいたいけど、内容
問:I love youを日本語訳せよ 君を知りたい 愛と恋の違いだとかそういった小難しいことは一旦置いておいて、わたしにとって人を好きになるってのは、その人のことを知りたくて知りたくてたまらなくなること。いつだったか、臆病で口下手なわたしがやっとのことで絞り出した素直な言葉「あなたの話なら何でも楽しいし、いくらでも聞いていたいの」。これがわたしの I love youです。 余談ですが、「君のこと知りたい系の曲」という非公開プレイリストを作ってひとりの時にときどき