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ファシリテーターをして思ったこと「これ、仕事でも必要な能力じゃない?」

こんにちは。イノピー広報の岡川です。

早いもので、8月も終わりになりました。イノピーもいよいよ最終月に突入です。


さて、先日はイノピー交流会でした!参加していただいた方々、ありがとうございました!


今回の交流会のテーマは“「地域・地域リハ」ってなんだろう?”。

参加者の中に、現在「地域」で働いている方、今後「地域」で活動していく方、「地域」に興味を持つ学生さんが多くいたので、このようなテーマでざっくばらんに交流させていただきました。

・当たり前だけど、地域によって課題は違う(やっぱ東京はすげぇ)。

・「地域リハ」という言葉が、リハ職の考える「地域」の枠組みを小さくしているのではないか?

・何かをしようとした時、具体的にそれで幸せになる人を1人でもいいから想像ができるか?

など、おもしろくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。


この交流会で、私は人生で初めて“ファシリテーター”というものを経験させていただき、とても良い経験になりました。やはり、何か新しいことを経験するというのは、気づきと刺激がありますね!

ファシリテーターのお話をいただいた時は、ぶっちゃけ「何それ?」っていう感じでした。

ただせっかくいただいたお話ですから、まずは「ファシリテーターとは何か?」を調べてみないといけません。



ファシリテーターとは…

・会の進行役
・参加者に発言を促し、意見交換を活発にする
・最後に話をまとめて整理する、まとめる


ちなみに、“司会”は進行役ではあるが、参加者に発言を促すことはしません。
だから“ファシリテータ≠司会”だそうです。

なので、当日も「とにかく全員に話を振ろう」とは意識していました。

ただ、振り方としては自己紹介とテーマについて思うところを話してもらうというぐらいで、自然な参加者同士の対話の拡がりについてはコントロールできず、むしろ時間を気にしてぶった斬ってしまう場面もありました。

そのくせ、予定時間を超過してしまったので、身も蓋もありません。


私は基本的に自己肯定感が低いので、こんな感想になってしまいましたが、イノピーに参加している、いやそうじゃない理学・作業療法士でも、ファシリテーターは身近な場面で役に立つ経験になると思います!

身近な場面とは、話し合いです。

後輩の教育、病院の委員会、サービス担当者会議、退院前カンファレンス、本人・家族との対話…と、とにかく話し合う場面の多い私たちの仕事。

これらの場面では、関わっている人たちの意見を吸い上げ、統合して、課題解決に動くというステップがなされるべきです。しかし、実際は参加している“だけ”の会や、関係性の優劣などで意見の吸い上げが不十分な場面は多くあります。

そこで、ファシリテーターの経験や意味の理解がある人が参加しすることで、意見の漏れを減らし、対話が活発になるので、普段の話し合いをより有意義なものにできるのではないでしょうか。

私自身、またファシリテーターをする機会があれば普段の仕事に活かすためにも挑戦してみようと思います。皆さんもぜひ、やってみてください(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事を書いた人

岡川修士(理学療法士)

イノピーがラスト1ヶ月なのに、最近やっと「文章の勉強」をし始めました。

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