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『嫌われる勇気』を悩める婚活女性に向けて要約してみる。

『嫌われる勇気』は意外と「途中で挫折してしまった」と言われることが多い。

なので今日は悩める婚活女性に向けて、私なりにこの本の重要な部分を抜粋して要約してみたいと思う。

何故婚活中の女性に向けて『嫌われる勇気』の内容を要約したいかと言うと、自己肯定感と人間関係の築き方を見直す大きなヒントが詰まっている本だと思うから。(この二つ超大事じゃないですか…!)

幸せは人それぞれ違うからこそ自分でちゃんと見つけていきたいもの。

「婚活は相手探しではなく自分探し」だと思っているので、まず自分自身を見直すきっかけになってもらえたらと、そんな思いも込めて今日は書いてみたいと思う。

ちなみに…
夫はこの本を読んでも「これ普通のことじゃない?」と言っていたので、日々できてる人はなんのこっちゃだと思われる。笑

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まずはこの本自体の概要をば。

アドラー心理学の視点から自分らしく生きる勇気を持つことの重要性を語っている本。

この本の登場人物は二人。
青年と哲人(アドラー心理学を体現した哲学者)の対話を通じて読者に心理学の理論を伝えていくもの。
心理学の本なのだけど、読み応えのある物語のような不思議な本なのだ。

読み始めてみると青年がずっと哲人に噛み付いてて、う、う、うるせぇ…!と思ってしまう場面も。
でも最後の方はアドラー心理学が腑に落ちていく青年に対して「もっと噛み付けぇ!丸くなってんじゃねぇ!」と思いながら読んでいる私がいた。
青年が非常に愛しいのだ。

この本には自分自身を大切にしながら、無理せず人間関係を築けるヒントがたくさん含まれているので、早速いってみましょう。


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幸せを自分で定義する

アドラー心理学の中で私が一番脳天をかち割られたのは何と言ってもトラウマなんて存在しないというもの。
物事っちゅーのは経験によって決定されるのではなく、経験をどう意味付けるかによって自分で決定できると言うのだ。(ふぁぁ…!?)

婚活に例えてわかりやすく言うと、「過去の失敗やつらい経験が、今の恋愛や婚活を邪魔しているわけではない」という考え方なのである。

でもでも普通は過去の恋愛経験や周りの影響で、「自分には魅力がない」「私に結婚は向いてない」と思っちゃいませんかぁぁぁ…!

そんな私にぴしゃりと、今の自分の行動や未来は、過去の出来事に左右されるものではなく「自分がこれからどうしたいか」で変えていけるものだって言うわけよ。

たとえば、「前の恋愛がうまくいかなかったから、また同じことが起こるかも」と思ってしまうけど、それはあくまで「自分がどう感じたいか」を選んでいる結果にすぎないんですって。

つまり、過去の経験を「足かせ」にせず、「私はこれからどうしたいか」という未来に意識を向けて行動していくことが大切ということ。

自分なりの幸せの形を定義して、「どうなりたいか」を大切にしていくことで、自信を持って前に進めるはずという考え方なのだ。


承認欲求から自由になる

アドラー心理学では「他人からの承認を求めることを否定する」というのがある。
「誰かの期待を満たすために生きてはいけない」と言われても、さすがに誰からも承認されてないと苦しくなるのが人なのでは…?と思っていた。

だからこそ婚活の場面で好かれるように振る舞っていたのだが、それは自分の気持ちよりも相手の反応を優先させる行動で、最終的には結局ヘトヘトになって疲れてしまい長くは続かないのである…(経験大あり)

もちろん好かれるのはとっても嬉しいけど、他人からの承認を求めて評価ばかりを気にしていると、最終的には他人の人生を生きることになってしまうということ。

自分を飾らず自然体でいることは、最初は不安でも自分を偽らないことで本当に合う相手に出会うための第一歩なんだと思う。

相手の好意を得ることを目的にするのではなく、「自分がどうありたいか」を基準に考えることで、無理のない関係を築けるのではないかということなのだ。


「課題の分離」で自分らしさを守る

婚活中…というか恋愛中は、どうしても「相手に好かれたい」「この人しかいないのかも」と思いがち。
私はとにかく「嫌われたくないいぃぃ…!」が強かったと思う。

そんな気持ちが強すぎると、人のことばかりに目を向けて自分に矢印が一切向いていないため、自分を見失いやすくする原因になっていた気がする。

『嫌われる勇気』の「課題の分離」という思想は、他人が自分をどう思うか、どう感じるかは相手の課題であり、自分の課題ではないというもの。

この考えに触れた時、目玉が飛び出るかと思ったのだ。
自分の幸せを他人の評価に依存せず、自分のあり方を守ることを大切にしていきたいと思うようになれたきっかけだった。


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以上、特に婚活中の人に知っていてほしいことを三つ抜粋してみました。

「トラウマなんて存在しない」とアドラーは言うけれど、それを過去のトラウマを相談してきたパートナーに対してバッサリと言ってしまったら絶対に傷つくと思うので要注意。(私のハートはブレイク)

心理学はあくまで自分がその思考であることが大事というだけのこと。

意見を押し付けたり、相手に好かれるために自分を抑えることよりも、対等で支え合えることを目指す方が長続きしやすい関係が築けるはず。

自分も相手も対等で尊重されるべき存在でありたいものですね。



最後まで読んでくれてありがとうございます!

またお会いしましょう。


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