我が家はドラえもん禁止
先日、妻とイルミネーションを見に相模湖プレジャーフォレストに行ってきた。プレジャーフォレストのイルミネーションは関東の中では有名らしく、年始であるにも関わらず、多くの人が集まっていた。
現在、プレジャーフォレストではドラえもんとコラボしたイルミネーションが開催中。どうやら春にドラえもん映画(「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」)が公開されるため、その番宣を兼ねた企画らしい。
気温4度の寒い夜、広大なプレジャーフォレストを歩き、安全バーも何もないリフトで頂上まで上がるとドラえもんのイルミネーションコーナーがあった。
ドラえもん好きの妻はたくさんあるドラえもんのイルミネーションにはしゃいでいた。歩きながらドラえもんの魅力について語ってくれた。
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ここでタイトルに戻るのだが
僕の家庭ではドラえもんが禁止されていた。
禁止したのは母の教育方針なのだが、禁止した理由としては、ドラえもんにすぐ頼るのび太のようになってはいけないから。
そのため、僕が小学生時代には金曜日の19時からドラえもんが放送されていたが見ることができなかった。
教育方針としてドラえもんが良くないから見せないというのは理解できた。しかし、ここからが母の変わっているところなのだがクレヨンしんちゃんは見てもOKだった。
お尻を出してブリブリーー!と走り出すクレヨンしんちゃんは有りなのに、ドラえもんが無しなのはよくわからなかった。
なので我が家では、金曜日19時からのドラえもんは見せてくれないが、19時30分からのクレヨンしんちゃんは見てもいいという謎のルールが存在した。
母のドラえもん禁止教育が功を奏し(?)、大人になった僕はアンチドラえもん派だ。奥さんは一生懸命、アニメのドラえもんはのび太の良くないところがクローズアップされるが、映画ドラえもんは感動するシーンが多いとおすすめされても、全く響いてこない。
また僕はのび太だけでなく、ジャイアン、スネ夫の人格もどうかと思っている。小学生ながらに独裁者のジャイアン。そして成金パワー振りかざすスネ夫…こいつらは悪だ。
妻からはジャイアン、スネ夫についても映画版では友情想いで良いところがあるとレクチャーがあったが、良いやつは映画版だけじゃなく、日常のアニメ版でも良いやつだと思う。
不良がたまに良いことをすると、普段の素行が悪いからよく見えるのと同じなのだ。
世界の両津勘吉も同じことを言っている。
これからもドラえもんだけは好きになれる気がしない。世間はドラえもん好きなひとが多数派を占めると思うが、僕はドラえもんを色眼鏡をかけて見てしまう。
こんな僕は
子供の頃、アンチドラえもん養成ギプスつけてた人間
ということでよろしいでしょうか?
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