イタリア旅行記vol.2 初上陸〜出会いと共に〜
現地時間夜20時前。
無事にドイツの空港に到着。
預け荷物も特にないので、トランジットの案内を目印にスイスイ向かう。
と、ここで入国審査場。
どうやらここでヨーロッパへの入国手続きがなされるらしい。
てっきりイタリアに着いてからだと思っていたので、心の準備ができていないままあっさり入国。
ウェルカムトゥユーロープ!と頭の中でファンファーレが流れる。コロナ渦を経て、数年ごしにまたヨーロッパへ帰ってこれたのである。2時間ほど待合ロビーで時間を潰し、ドイツからイタリアへの飛行機に搭乗。
小型の飛行機で、1列5席編成で一番窓際の席に座る。登場前の荷物検査で水を捨てなければならず、非常に喉が乾いていたが、1時間半ほどの空路なので耐えられるだろうと直前には何も買わず。
出発直前、私の横の席をご家族一行がご占領。非常に陽気な方々で、どうやらお酒を飲んでいるよう。
イタリアだもんな、そりゃ飲むわな〜、と傍観。
無事に離陸後、しばらくするとCAが飲み物や食べ物を案内しに来る。
そんなに長い航路でもないので、どうやら有料らしい。
誰も買わんやろ、、と思っていたら、横のご家族が大量に購入。
酒やらポテチやらをカードでご一括購入です。
リッチやなぁ、、。あとちょっとで着くでおっちゃん。
窓の外をぼーっと眺めていると、
横からガサガサッと音が。
目線をやると、目の前には封のあいたポテチが。
そしてそれを持つ笑顔のおっちゃん。
こっちはヘッドホンまでして、話しかけんなオーラ全開だったのに、何というコミュ力の高さ。
無下に断ることもできないので、
ありがたくいただきました。
めちゃくちゃ喉は乾いてたけど、心は潤いました。
めちゃくちゃ喉乾いてたけど。
その後少し話はずんで、ついにはインスタ交換まで。オーストリアの夫妻らしく、ベロベロの状態でイタリアめちゃくちゃイイゼって言ってました。
ちなみに、インスタのフォロバはまだ返ってきてないです。いやほんまになんやってん。笑
まぁとりあえず、この旅の最初の出会いでした。
グラッツェ!
無事にローマに到着して、
そのまま列車でテルミニ駅まで向かう。
テルミニ駅は、ローマの所謂中心の駅で、東京駅みたいなもん。
空港から成田エクスプレスみたいな列車が出てるので、それに乗ると楽。
14ユーロかかるので少し高いけど、夜遅かったのでやむ無し。
テルミニ駅に着いたのは夜23時半頃。
外に出ると人はまばらで、とても静かな雰囲気。
冷たい空気を胸いっぱいに吸い込んで、ローマ初上陸を噛みしめる。
うーん、ちと臭い。
そこから歩いてホテルまで向かう。
夜着ということもあり、駅チカのホテルを探して予約したので、徒歩10分余りで無事に到着。
こちらが本日から3日間お世話になるお宿。
ドミトリーの宿なども考えたが、さすがに初日はゆっくり寝たかったので個室を選択。
これでなんと1泊5,000円。
個室、そしてイタリアの相場にしてはかなり安いのではないだろうか。
ベットも大きいしありがてぇ、、。
あとから聞くところによるとGoogleの口コミでは酷評されてたらしいが、全然問題なし。
トイレも流れるし、シャワーのお湯も出る。
唯一、Wi-Fiが死ぬほど弱く全く使い物にならないが、そんなこと気にしたら負けである。(廊下側の壁に死ぬほど張り付いて使えば、時々奇跡的に繋がる。)
トルコの宿を思い出すと、天国のようなホテルである。やはりあれを経験できたのは良かったのだろうか、などと考える。
ちなみに、トルコの宿についてはここから飛ぶことができるので是非読んでミソ。
そうそう、ホテルチェックインまでで、
2つ目の出会いが。
なんと今日から同じホテルに滞在する日本人がいました。
チェックインのタイミングも同じ。
それもそのはず、飛行機も電車も全く一緒でした。
確かに、日本人らしい人は居るな〜とは思ってたけど、まさか同じホテルとは。笑
チェックイン中に話しかけてくれて、そのままインスタ交換。翌日の夜、ご飯食べる約束しました。
こういう思いがけない出会いがあるからいいよねー、1人旅って!
そんなこんなで、無事にイタリア上陸です。
明日からはイタリアの街を、文字通り練り歩きます!