真冬は冷水でシャワー
前述したように、私の家はリビングに風呂場と洗面所があった。
脱衣所に洗面所があって、そこに家の全てのブレーカーがあった。
中学生の頃そこに南京錠をつけられた為、風呂に入る事ができなかった。
もちろん最初から入れないわけではなかったが、最初は風呂に入るのは21時までと決まりができた。
理由はシャワーの音が近所迷惑になるから。
ちなみに普通の一軒家である。
そこから朝食の時同様だんだんと時間が早まり(詳しくは消えた朝食前後編https://note.com/inoken7/n/n8fbaa8fcbce9)ついには入れなくなてしまった。
毎日ではないのだが、私は学校の体育館の小さい小窓をこっそり開けておき、早朝4:00~5:00頃行ってシャワーに入っていた。
真冬はお湯がでないので凍えながら浴びていた。
もちろんタオルも持っていないのでびしょ濡れのまま、乾くまで待った。
皆が学校に来るときにはだいたい乾いていた。
洗濯などしてもらえないので、シャワーで一緒に洗った。
シャツを洗ったときは始業までには乾かないけど、当時バスケが流行っていて、朝早く来てみんな汗まみれになってやっていたのでなんとかなった。
もちろん毎日入っているわけではないが、多分誰にもばれていなかった。
私は明るくて活発なほうだったし、汗のにおいも食べ物をほとんど食べていなかったので、あまり臭い自体がなかったのではないかと考えている。
周りも汗だらけだったしね。
まあ、ただの予想なので知らないが。
そういえば書きながら思い出したのだが、体育館のこっそり開けておく小窓はたまに閉められていて、そうなるとしばらくしもう閉められちゃうんだよね。
だから違うところを開けてと、結構戸締り係りとの攻防があった。
変なところの窓を開けるやつがいるとなっていただろうね。
今思えば普通に先生に言えば良かったんだよな。
でも先生って当時怖かったんだよな。
すぐ殴るし。