4大力学の攻略法 〜前提として、大学での勉強とは〜
こんにちは。イノカドです。
前回までは、機械工学科(機械系)への進学を考えている方向けに、機械工学科で学ぶことを紹介しました。
学ぶことは分かったけど、どう学べば良いか分からないと言う方も多いのでは無いでしょうか? 入学当時の私もその一人でした。
4大力学?何それ?高校物理とどう違うの?いろんな疑問が浮かんで、大学の勉強について行けるか非常に不安でした。
今回は、学生時代に4大力学をどう勉強したのかについてお話したいと思います。
なぜ、学生時代の勉強について語ろうと思ったのかと言いますと、4大力学の参考書はたくさんありますが、勉強の方法については書かれていないように感じたことと、これから4大力学を勉強する方の不安を少しでも和らげたいと考えたからです。もし良ければ、皆さんの勉強の参考にしてください。
1. 手前味噌ですが……
とりあえず私の学科内での成績について紹介します。
進学した学科の偏差値は60以上(河合塾調べ)、卒業時の順位は、上位20%に入っていました。
ですが、入学時の私の学力は学科内では平凡でした。ですから、効率よく勉強しなければ落ちこぼれることも自覚していました。
私の順位に関しては私の順位が上がったというよりも、優秀層が遊んだり、挫折して勝手に落ちていったという表現が正しいと思います。
2. 大学での勉強とは ~高校と大学の違い~
4大力学の勉強法を話す前に、一般的な大学での勉強について理解していた方が良いと思うので、前提知識として、高校と大学での授業や試験対策の違いを理解しておきましょう。
鉄則1:大学の勉強では用語理解に多くの時間を割こう!
まず、大学では自学自習が求められます。授業中に、いきなり難しい概念や用語が登場し、ほとんど説明もないまま教授は説明を進めていってしまいます。高校の先生や教科書がしてくれたような親切な説明・導入は、ほぼありません。
従って、分からないことが高校時代に比べて圧倒的に多くなります。積極的に調べ、自分なりの言葉で説明できるレベルまで理解する習慣を持っているかどうかが、試験での点数を左右します。
鉄則2:過去問を入手しよう!
次に、試験対策ですが、試験勉強をいきなり始めるのではなく、必ず試験の過去問を入手してから始めましょう。
大学の試験は過去問とほぼ同じ問題が出題されるので、過去問の入手は試験対策に非常に有効です。過去問は友人や先輩から入手するので、大学では人間関係を構築することも重要になります。
3. 単位を取れた者が正義
こんな風に言うと、堅苦しく聞こえるかもしれませんが、ある意味では高校時代よりも勉強は楽になります。そんなに身構える必要はありません。
大学の試験は合格点さえ超えられれば良いのです。試験科目を極める必要などありません。理系の場合は、文系に比べて試験科目も多く、難易度もそれなりに高いので、一つの科目に費やせる時間は少なくなります。効率的に試験勉強をしましょう。単位が取れた者が正義なのです。
これらの点を理解していれば、大学の勉強や試験で失敗することはありません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?