子どもへの言葉がけ
『親の言葉100』という本を読んでいて、「ダメ!」「早くして!」「静かにしなさい!」などつい言ってしまうことを反省しました。「ダメ」と言われ続けると子どもは自分を丸ごと否定された気持ちになってしまうと本には書かれています。
子どもを責める言い方になっていないかを今一度チェックする必要があるなと感じました。責めるのはやめて許すことが大事です。あと私がよくやるのは、子どもが「うん」と言うまで「わかったの??」と聞くことです。本当に理解して言っているのではなく、「叱られるのがイヤだから」返事しているにすぎないそうです。
あと泣いてる子どもに「泣かないで!」と言うのも酷だそうです。子どもは泣くことで、痛い、怖い、イヤだ、つらい、悔しい、悲しいといったさまざまな感情を表現し、その感情を開放しているといいます。子どもが泣いたときは、寄り添い、感情を開放できるようにしてあげるといいとのことです。あとは怒りがおさまらないときは、子どもと物理的に離れることも大事だそうです。
習い事についてもこの本ではふれられていて、習い事を辞めたいという子に「今辞めるともったいないよ」は親の価値観の押し付けでしかないというのにハッとしました。私はできれば息子にピアノをやらせたいのですが、本当に息子がやりたがっているのか、そこを観察していかないといけないなとおもいました。
また公共のルールを破ろうとした子に「ダメなものはダメ!」と理由も言わず制止しても学びはないみたいで、そんな時は「イエス・イエス・バット」で共感してからダメな理由を言うのが効果的だそうです。この「共感」や「肯定」というのが大事みたいで、頭ごなしに叱るばかりだと子どもの自己肯定感も育たないなあと感じました。
どんな親になりたいかと思ったとき、何度も書いていますが「ゆったりとした」親になりたいとおもっています。少々のことではイライラせず、どーんと構えて、子どものペースを大事にしてあげる親です。子育てで気を付けたいことがまとめられた『親の言葉100』という本、とてもよかったです。